LabVIEW PID and Fuzzy Logic Toolkit API Reference

PID VI

  • 更新日2023-02-21
  • 6分で読める

1つ上のパレット: 制御&シミュレーションのVIと関数

インストールパッケージ: 開発システム。このトピックは、使用しているオペレーティングシステム、ライセンス取得製品、ターゲットによっては、LabVIEWのパレットに一致しない可能性があります。

PID(比例-積分-微分)制御アプリケーションを実装するには、PID VIを使用します。PIDパレットの最初の3つのVIは、PID VIの異なるバージョンです。これらのVIは、アプリケーションのニーズに応じて使い分けることができます。PIDパレットのその他のVIは、追加機能のためにPID VIの1つと一緒に使用することができます。

PIDは、多くのタイプの制御アプリケーションで使用される一般的な単一入力/単一出力の制御アルゴリズムです。

パレットオブジェクト説明
PID単純なPIDアプリケーション、または効率的なアルゴリズムを必要とする高速制御アプリケーション用のPIDアルゴリズムを使用してPIDコントローラを実装します。このPIDアルゴリズムは、積分器アンチワインドアップ付きの制御出力レンジ制限機能と、PIDゲイン変更時のバンプレス制御出力機能を備えています。単一の制御ループを実装するには、このVIのDBLインスタンスを使用します。並列マルチループ制御を実装するには、DBL配列インスタンスを使用します。
PID EGUからパーセント工学単位入力をレンジの最小および最大設定に基づいてレンジの割合出力に変換します。単一の制御ループを実装するには、このVIのDBLインスタンスを使用します。並列マルチループ制御を実装するには、DBL配列インスタンスを使用します。
PIDオートチューニング基本的なPIDアルゴリズムの他にオートチューニングウィザードが含まれています。基本的なPIDアルゴリズムを実装しているPID VIではなく、このVIを使用することができます。オートチューニングパラメータを設定し、オートチューニングウィザードを起動し、PIDゲインを更新するには、このVIの追加入力および出力を使用します。
PIDオートチューニング(温度)直接制御し、システムをチューニングします。このVIを使用することで、温度システムだけでなく、デッドタイムを含む他のタイプのシステムのパフォーマンス向上させることができます。このVIは、内部モデル制御を使用して、デッドタイムを補正し、システムをチューニングします。
PIDオートチューニング設計選択した多態性インスタンスと関連付けられているチューニング方法を使用してオートチューニングを実装します。このVIは、指定した刺激信号応答信号に基づいてPIDパラメータを生成します。チューニングするシステムに関する十分な情報がない場合に、このVIを使用して最初のパラメータを生成することができます。使用する多態性インスタンスを手動で選択する必要があります。
PIDオンラインオートチューニング選択した多態性インスタンスのオートチューニング法に基づいてPIDコントローラのパラメータを制御します。PIDコントローラを作成およびチューニングするために、このVIをPIDまたはPID上級などの他のPID VIと一緒にアプリケーション内で使用することができます。使用する多態性インスタンスを手動で選択する必要があります。
PIDゲインスケジューリング高度に非線形なプロセスのように、操作のさまざまな分野で異なるゲインセットを必要とするプロセスの制御用にゲインスケジューリングからPIDゲインのセットを選択します。単一の制御ループを実装するには、このVIのDBLインスタンスを使用します。並列マルチループ制御を実装するには、DBL配列インスタンスを使用します。
PIDパーセントからEGUレンジの割合入力を範囲の最小と最大設定に基づいて工学単位出力に変換します。出力は通常、[最大...最小] 範囲に限定されます。[最大...最小] 範囲外の値は、出力を範囲に強制?がFALSEのときに許可されます。単一の制御ループを実装するには、このVIのDBLインスタンスを使用します。並列マルチループ制御を実装するには、DBL配列インスタンスを使用します。
PID構造変換アカデミック、パラレル、シリーズ形式のPIDコントローラを、PID VIが期待する形式(アカデミック)とPIDゲイン単位に変換します。比例積分、または微分入力にデータを配線して自動的に多態性インスタンスを決定するか、インスタンスを手動で選択します。
PID出力レートリミッタコントローラ出力の変化率を制限します。このVIを制御アプリケーションでPID VIの直後に配置します。単一の制御ループを実装するには、このVIのDBLインスタンスを使用します。並列マルチループ制御を実装するには、DBL配列インスタンスを使用します。
PID上級上級オプション機能を使用するPIDアルゴリズムを使用してPIDコントローラを実装します。上級PIDアルゴリズムには、PID VIが使用するアルゴリズムの機能の他、手動モード制御(バンプレスな手動‐自動切換)、非線形インテグラル動作、2自由度制御、2乗誤差制御があります。単一の制御ループを実装するには、このVIのDBLインスタンスを使用します。並列マルチループ制御を実装するには、DBL配列インスタンスを使用します。
PID上級オートチューニングPIDアルゴリズムを高度なオプション機能と一緒に使用してPIDコントローラを実装し、コントローラにオートチューニングを適用します。このVIは、RTアプリケーションで使用することができます。
PID進み/遅れ進み/遅れ機能付きのPIDコントローラを実装します。進み/遅れ機能は、通常、フィードフォワード制御スキームでダイナミック補償器として使用されます。このVIは位置アルゴリズムを使用して、真の指数的進み/遅れを近似します。単一の制御ループを実装するには、このVIのDBLインスタンスを使用します。並列マルチループ制御を実装するには、DBL配列インスタンスを使用してください。
PID制御入力フィルタ入力値に5次ローパス有限インパルス応答(FIR)を適用します。フィルタカットオフ周波数は、入力値のサンプル周波数の1/10になるように設計されています。このVIを使用して、プロセス変数などの測定値を制御アプリケーション内でフィルタできます。単一の制御ループを実装するには、このVIのDBLインスタンスを使用します。並列マルチループ制御を実装するには、DBL配列インスタンスを使用します。
PID設定値プロファイル制御アプリケーションのランプとソークタイプ用の制御ループ内で時間の経過とともに設定値を生成します。

Log in to get a better experience