LabVIEW PID and Fuzzy Logic Toolkit API Reference

PIDオートチューニング設計 VI

  • 更新日2023-02-21
  • 17分で読める

PIDオートチューニング設計 VI

1つ上のパレット: PID VI

インストールパッケージ: 開発システム

選択した多態性インスタンスと関連付けられているチューニング方法を使用してオートチューニングを実装します。このVIは、指定した刺激信号応答信号に基づいてPIDパラメータを生成します。チューニングするシステムに関する十分な情報がない場合に、このVIを使用して最初のパラメータを生成することができます。使用する多態性インスタンスを手動で選択する必要があります。

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PIDオートチューニング設計(自動)

メモ メモ  デフォルトでは、このインスタンスは、Ziegler-Nicholsチューニング法を使用します。しかし、モデルに遅延がない場合、Ziegler-Nicholsチューニングは機能しません。この場合、VIは自動的に内部モデル制御に切り替えて、応答を見積ります。

Ziegler-Nichols速度には、PIDパラメータの必要とする応答性能を指定します。

0高速―(デフォルト)高速の応答性能を指定します。通常、応答を速くすると、立ち上がり時間が小さくなります。
1通常―通常の応答性能を指定します。
2低速―低速の応答性能を指定します。通常、応答を遅くすると、オーバーシュートが小さくなります。
コントローラタイプには、PIDゲインとして返すパラメータを指定します。

0P―(デフォルト)比例パラメータだけを返すように指定します。
1PI―比例パラメータと積分パラメータを返すように指定します。
2PID―比例、積分、微分パラメータを返すように指定します。
刺激信号には、刺激信号を表す配列を指定します。
応答信号には、応答信号を表す配列を指定します。
閉ループ?には、システムが閉ループかどうかを指定します。閉ループ?をTRUEに設定した場合、このVIは、入力信号から判定した閉ループ値に基づいて開ループパラメータ値を推測します。
dt (s)には、このVIが呼び出される間隔を秒数で指定します。dt (s)がゼロ以下の場合、このVIは分解能1ミリ秒の内蔵タイマーを使用します。デフォルトは0です。
コントローラゲイン(K)には、コントローラゲインの初期値を指定します。この値は、PIDゲイン積分時間(Ti, min)コンポーネントを計算するために使用されます。デフォルトは0です。
刺激動作ポイントは、プラントの計算された刺激オフセットを返します。
応答動作ポイントは、プラントの計算された応答オフセットを返します。
PIDゲインは、プラントの計算されたPIDゲインを返します。
比例ゲイン(Kc)は、コントローラの比例ゲインを返します。
積分時間(Ti, min)は、積分時間(分)を返します。
積分時間(Td, min)は、微分時間(分)を返します。
プラントパラメータは、計算されたゲイン、時定数、プラントのデッドタイムを返します。
プラントゲイン(K)は、計算されたプロセスゲインK)を返します。
時定数(T)は、時定数T)を秒数で返します。
デッドタイム(L)は、デッドタイムL)を秒数で返します。

PIDオートチューニング設計(ジーグラ・ニコルス)

メモ メモ  このインスタンスは、ジーグラ・ニコルスチューニング法を使用します。

Ziegler-Nichols速度には、PIDパラメータの必要とする応答性能を指定します。

0高速―(デフォルト)高速の応答性能を指定します。通常、応答を速くすると、立ち上がり時間が小さくなります。
1通常―通常の応答性能を指定します。
2低速―低速の応答性能を指定します。通常、応答を遅くすると、オーバーシュートが小さくなります。
コントローラタイプには、PIDゲインとして返すパラメータを指定します。

0P―(デフォルト)比例パラメータだけを返すように指定します。
1PI―比例パラメータと積分パラメータを返すように指定します。
2PID―比例、積分、微分パラメータを返すように指定します。
刺激信号には、刺激信号を表す配列を指定します。
応答信号には、応答信号を表す配列を指定します。
閉ループ?には、システムが閉ループかどうかを指定します。閉ループ?をTRUEに設定した場合、このVIは、入力信号から判定した閉ループ値に基づいて開ループパラメータ値を推測します。
dt (s)には、このVIが呼び出される間隔を秒数で指定します。dt (s)がゼロ以下の場合、このVIは分解能1ミリ秒の内蔵タイマーを使用します。デフォルトは0です。
コントローラゲイン(K)には、コントローラゲインの初期値を指定します。この値は、PIDゲイン積分時間(Ti, min)コンポーネントを計算するために使用されます。デフォルトは0です。
刺激動作ポイントは、プラントの計算された刺激オフセットを返します。
応答動作ポイントは、プラントの計算された応答オフセットを返します。
PIDゲインは、プラントの計算されたPIDゲインを返します。
比例ゲイン(Kc)は、コントローラの比例ゲインを返します。
積分時間(Ti, min)は、積分時間(分)を返します。
積分時間(Td, min)は、微分時間(分)を返します。
プラントパラメータは、計算されたゲイン、時定数、プラントのデッドタイムを返します。
プラントゲイン(K)は、計算されたプロセスゲインK)を返します。
時定数(T)は、時定数T)を秒数で返します。
デッドタイム(L)は、デッドタイムL)を秒数で返します。

PIDオートチューニング設計(コーヘン・クーン)

メモ メモ  このインスタンスは、コーヘン・クーンチューニング法を使用します。

コントローラタイプには、PIDゲインとして返すパラメータを指定します。

0P―(デフォルト)比例パラメータだけを返すように指定します。
1PI―比例パラメータと積分パラメータを返すように指定します。
2PID―比例、積分、微分パラメータを返すように指定します。
刺激信号には、刺激信号を表す配列を指定します。
応答信号には、応答信号を表す配列を指定します。
閉ループ?には、システムが閉ループかどうかを指定します。閉ループ?をTRUEに設定した場合、このVIは、入力信号から判定した閉ループ値に基づいて開ループパラメータ値を推測します。
dt (s)には、このVIが呼び出される間隔を秒数で指定します。dt (s)がゼロ以下の場合、このVIは分解能1ミリ秒の内蔵タイマーを使用します。デフォルトは0です。
コントローラゲイン(K)には、コントローラゲインの初期値を指定します。この値は、PIDゲイン積分時間(Ti, min)コンポーネントを計算するために使用されます。デフォルトは0です。
刺激オフセットは、プラントの計算された刺激オフセットを返します。
応答オフセットは、プラントの計算された応答オフセットを返します。
PIDゲインは、プラントの計算されたPIDゲインを返します。
比例ゲイン(Kc)は、コントローラの比例ゲインを返します。
積分時間(Ti, min)は、積分時間(分)を返します。
積分時間(Td, min)は、微分時間(分)を返します。
プラントパラメータは、計算されたゲイン、時定数、プラントのデッドタイムを返します。
プラントゲイン(K)は、計算されたプロセスゲインK)を返します。
時定数(T)は、時定数T)を秒数で返します。
デッドタイム(L)は、デッドタイムL)を秒数で返します。

PIDオートチューニング設計(チエン・ホーンズ・レスウィック)

メモ メモ  このインスタンスは、チエン・ホーンズ・レスウィックチューニング法を使用します。

チューニングの設定には、モデルをPIDパラメータに変換するために使用するを指定します。 この入力は、0%および20%のオーバーシュート用の式を提供します。

0レギュレータ - 0%
1レギュレータ - 20%
2サーボ - 0%
3サーボ - 20%
コントローラタイプには、PIDゲインとして返すパラメータを指定します。

0P―(デフォルト)比例パラメータだけを返すように指定します。
1PI―比例パラメータと積分パラメータを返すように指定します。
2PID―比例、積分、微分パラメータを返すように指定します。
刺激信号には、刺激信号を表す配列を指定します。
応答信号には、応答信号を表す配列を指定します。
閉ループ?には、システムが閉ループかどうかを指定します。閉ループ?をTRUEに設定した場合、このVIは、入力信号から判定した閉ループ値に基づいて開ループパラメータ値を推測します。
dt (s)には、このVIが呼び出される間隔を秒数で指定します。dt (s)がゼロ以下の場合、このVIは分解能1ミリ秒の内蔵タイマーを使用します。デフォルトは0です。
コントローラゲイン(K)には、コントローラゲインの初期値を指定します。この値は、PIDゲイン積分時間(Ti, min)コンポーネントを計算するために使用されます。デフォルトは0です。
刺激オフセットは、プラントの計算された刺激オフセットを返します。
応答オフセットは、プラントの計算された応答オフセットを返します。
PIDゲインは、プラントの計算されたPIDゲインを返します。
比例ゲイン(Kc)は、コントローラの比例ゲインを返します。
積分時間(Ti, min)は、積分時間(分)を返します。
積分時間(Td, min)は、微分時間(分)を返します。
プラントパラメータは、計算されたゲイン、時定数、プラントのデッドタイムを返します。
プラントゲイン(K)は、計算されたプロセスゲインK)を返します。
時定数(T)は、時定数T)を秒数で返します。
デッドタイム(L)は、デッドタイムL)を秒数で返します。

PIDオートチューニング設計(内部モデル制御)

メモ メモ  このインスタンスは、応答を推測するために内部モデル制御を使用します。

設定時定数(tau_c)には、ルールを閉じた後、システムを実行する時定数値を指定します。このVIは、内部モデル制御方法に従い、かつ遅延ありの一次モデルに即してPIDゲインを調整するために、この値を使用します。
コントローラタイプには、PIDゲインとして返すパラメータを指定します。

0P―(デフォルト)比例パラメータだけを返すように指定します。
1PI―比例パラメータと積分パラメータを返すように指定します。
2PID―比例、積分、微分パラメータを返すように指定します。
刺激信号には、刺激信号を表す配列を指定します。
応答信号には、応答信号を表す配列を指定します。
閉ループ?には、システムが閉ループかどうかを指定します。閉ループ?をTRUEに設定した場合、このVIは、入力信号から判定した閉ループ値に基づいて開ループパラメータ値を推測します。
dt (s)には、このVIが呼び出される間隔を秒数で指定します。dt (s)がゼロ以下の場合、このVIは分解能1ミリ秒の内蔵タイマーを使用します。デフォルトは0です。
コントローラゲイン(K)には、コントローラゲインの初期値を指定します。この値は、PIDゲイン積分時間(Ti, min)コンポーネントを計算するために使用されます。デフォルトは0です。
刺激オフセットは、プラントの計算された刺激オフセットを返します。
応答オフセットは、プラントの計算された応答オフセットを返します。
PIDゲインは、プラントの計算されたPIDゲインを返します。
比例ゲイン(Kc)は、コントローラの比例ゲインを返します。
積分時間(Ti, min)は、積分時間(分)を返します。
積分時間(Td, min)は、微分時間(分)を返します。
プラントパラメータは、計算されたゲイン、時定数、プラントのデッドタイムを返します。
プラントゲイン(K)は、計算されたプロセスゲインK)を返します。
時定数(T)は、時定数T)を秒数で返します。
デッドタイム(L)は、デッドタイムL)を秒数で返します。

サンプル

PIDオートチューニング設計VIの使用サンプルは、labview\examples\control\PIDディレクトリにあるAutotuning PID Offline VIで参照できます。

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