配列に要素、行、列、ページをプログラム的に挿入する
- 更新日2025-08-27
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配列に要素、行、列、またはページをプログラム的に挿入できます。配列に次元がいくつあるかによって挿入可能なものが異なります。たとえば、2次元以上の配列に行または列を挿入できますが、要素は挿入できません。3次元以上の配列にページを挿入できますが、要素、行、列は挿入できません。
以下の手順に従って、配列で要素、行、列、またはページを挿入します。
- ブロックダイアグラムに「配列要素挿入」関数を追加します。
- 「配列要素挿入」関数のn-次元配列入力に配列を配線します。配列の次元は何次元でもかまいません。関数は配列の次元に基づいて自動的にサイズ変更します。
- 以下の表を参照して、行おうとしている操作に必要な手順を実行します。
メモ 指標入力には、どの要素、行、列、またはページから配列要素を挿入を開始するかを指定します。0は最初を意味します。指標に配線した位置の前に、要素と配列は追加されます。以下の表では、n は配列の要素、行、列、ページ、次元の合計数を示します。
| n次元配列に配線された配列 | 挿入する内容 | 実行の手順 |
|---|---|---|
| 1D配列 | 要素 | 0~n の値を指標に配線します。新規要素/部分配列に数値を配線します。 |
| 1D配列から行または列 | 0~n の値を指標に配線します。新規要素/部分配列に1D配列を配線します。 | |
| 2D配列 | 行 | 0~nの値を指標 (行) に配線します。新規要素/部分配列に1D配列を配線します。 |
| 列 | 0~nの値を指標 (列) に配線します。新規要素/部分配列に1D配列を配線します。 | |
| 2D配列 (行および列) | 0~n の値を指標 (行) または指標 (列) に配線します。新規要素/部分配列に2D配列を配線します。 | |
| 3D ~nD配列 | ページ | 0~nの値を指標 (ページ) に配線します。新規要素/部分配列に2D配列を配線します。 |
| 3D配列 (ページ) | 0~nの値を指標 (ページ) に配線します。新規要素/部分配列に3D配列を配線します。 |
- 配列内に他の要素、行、列、またはページを挿入するには、「配列要素挿入」関数をサイズ変更し、前述の手順2および3を繰り返します。
- VIを実行します。
挿入した配列の次元が、「配列要素挿入」関数のn-次元配列入力に配線した配列の次元よりも小さい場合、配列が数値の場合に0など、関数は挿入する配列をデフォルトデータで埋めます。
挿入した配列の次元が、「配列要素挿入」関数のn-次元配列入力に配線した配列の次元よりも大きい場合、関数は配列を最後から削除します。