LabVIEWオブジェクト指向プログラミングでは、クラス構造、カプセル化、継承といった、C++やJavaなど一般的なオブジェクト指向プログラミングと同様のコンセプトが採用されています。これらのコンセプトを使用しながら、アプリケーション内の他の部分のコードに影響することなく簡単に管理、修正できるコードを作成することができます。また、LabVIEW内でオブジェクト指向プログラミングを使用してユーザ定義データタイプを作成することができます。

『LabVIEWヘルプ』のオブジェクト指向プログラミングについての概念的な説明は、オブジェクト指向プログラミングの基本的な知識を持つユーザを対象としています。オブジェクト指向プログラミングの初心者ユーザには、以下のドキュメントもあわせて参照することをお勧めします。

Budd, Timothy.An Introduction to Object-Oriented Programming.Redwood City, Calif.: Addison-Wesley, 2001.

Coad, Peter, and Jill Nicola.Object-Oriented Programming.Upper Saddle River, N.J.: Pearson Education, 1993.

Conway, Jon, and Steve Watts.A Software Engineering Approach to LabVIEW.Upper Saddle River, N.J.: Prentice Hall, 2003.

Weisfeld, Matt.The Object-Oriented Thought Process.Indianapolis, Ind.: Sam's Publishing, 2004.

メモ オブジェクト指向プログラミングの入門書として、『The Object-Oriented Thought Process』をお勧めします。

オブジェクト指向プログラムに関するよくある質問と追加リソースについては、NIのWebサイト (ni.com) にある以下のサポートドキュメントを参照してください。

オブジェクト指向プログラミングのサンプルについては、labview\examples\lvoopディレクトリを参照してください。

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