VIスクリプトを使用してターゲットVIを検査、編集、または作成する場合、小さなVIスクリプトタスクを組み合わせて大きなスクリプトを作成することが多々あります。このトピックでは、最も一般的に使用されるVIスクリプトタスク、およびこれらのタスクに使用できる関数、プロパティ、およびメソッドの情報や例のリンクを紹介します。複雑なタスクは、複数のトピックにリンクされている場合があります。

VIおよびVIオブジェクトのリファレンスを取得する

  • ターゲットVIのリファレンスを取得する
  • 不明なターゲットVIのオブジェクトのリファレンスを取得する
  • 既知のVIのオブジェクトのリファレンスを取得する
  • ノードからワイヤにナビゲートする
  • ワイヤからノードにナビゲートする
  • ストラクチャ内をナビゲートする
  • VIのフロントパネルとブロックダイアグラム間をナビゲートする

VIおよびVIオブジェクトを作成する

  • 新規ブランクVIを作成する
  • テンプレートから新規VIを作成する
  • フロントパネルまたはブロックダイアグラムにオブジェクトを追加する
  • オブジェクトをコピーする
  • 端子から定数、制御器、表示器を作成する
  • 複数のダイアグラムで構成されたストラクチャのフレームを追加、複製、および削除する
  • オブジェクトを他のオブジェクトに配線する

VIおよびVIオブジェクトの検査および編集する

  • コネクタペーンを構成する
  • オブジェクトを移動する
  • オブジェクトを置換する
  • オブジェクトを削除する
  • 切り取り、コピー、貼り付けするオブジェクトを選択する
  • ノードのラベルを操作する

その他

  • 操作を取り消す
  • ブロックダイアグラムのクリーンアップ
  • オブジェクトタグを使用する
  • VIのフロントパネルまたはダイアグラムを表示する
  • リファレンスを閉じる

VIのフロントパネルとブロックダイアグラム間をナビゲートする

VIのフロントパネルとブロックダイアグラムの間をプログラム的にナビゲートするには、以下のプロパティを使用します。

  • 制御器:端子―フロントパネル制御器から対応するブロックダイアグラム制御器の端子にナビゲートできます。
  • 制御器の端子:制御器―ブロックダイアグラムの制御器の端子から対応するフロントパネル制御器にナビゲートできます。

新規ブランクVIを作成する

新規ブランクVIを作成するには「新規VI」関数を使用します。

新規ブランクVIを作成したり開いたりする方法の詳細は、VIスクリプトチュートリアルを参照してください。

端子から定数、制御器、表示器を作成する

端子から定数、制御器、表示器をプログラム的に作成するには、以下のメソッドを使用します。

複数のダイアグラムで構成されたストラクチャのフレームを追加、複製、および削除する

複数のダイアグラムで構成されたストラクチャのフレームをプログラム的に操作するには、以下のメソッドを使用します。

オブジェクトを他のオブジェクトに配線する

オブジェクトを他のオブジェクトにプログラム的に配線するには、以下のメソッドを使用します。

端子:ワイヤを接続メソッドを使用して2つのオブジェクト間を配線するサンプルについては、labview\examples\Application Control\VI Scripting\Creating VIsディレクトリにあるCreating New VI From Scratch VIを参照してください。

Node:Connect Wiresメソッドを使用して2つのオブジェクト間を配線する方法のサンプルは、VIスクリプトチュートリアルを参照してください。

オブジェクトを移動またはコピーする

オブジェクトをプログラム的に移動するには、Gオブジェクト:移動メソッドを使用します。

オブジェクトを置換する

オブジェクトをプログラム的に置換するには、以下のメソッドのいずれかを使用します。

置換メソッドを使用してオブジェクトを置換するサンプルについては、labview\examples\Application Control\VI Scripting\Creating VIsディレクトリにあるCreating New VI From Template VIを参照してください。

オブジェクトを削除する

オブジェクトをプログラム的に削除するには、一般:削除メソッドを使用します。

削除メソッドを使用してワイヤを削除する方法のサンプルは、labview\examples\Application Control\VI Scripting\Managing ReferencesディレクトリにあるClosing References VIを参照してください。

切り取り、コピー、貼り付けするオブジェクトを選択する

以下のプロパティを使用して、選択されたオブジェクトにプログラム的にアクセスします。

以下のメソッドを使用して、選択項目をプログラム的に編集します。

ノードのラベルを操作する

ノードのラベルをプログラム的に操作するには、ノード:ラベルプロパティを使用します。

操作を取り消す

VIスクリプトの動作をプログラム的に取り消すには、以下のメソッドを使用します。

トランザクションメソッドを使用して動作をプログラム的に取り消す方法のサンプルは、labview\examples\Application Control\VI Scripting\Managing ReferencesディレクトリにあるSupporting Undo VIを参照してください。

ブロックダイアグラムのクリーンアップ

ターゲットVIのブロックダイアグラムをクリーンアップするには、VI:ブロックダイアグラム:クリーンアップメソッドを使用します。

オブジェクトタグを使用する

オブジェクトタグをプログラム的に取得および設定するには、以下のメソッドを使用します。

タグメソッドを使用してオブジェクトにタグを追加したり、タグを付けられたオブジェクトを検索したりする方法のサンプルは、labview\examples\Application Control\VI Scripting\Finding and Modifying ObjectsディレクトリにあるTagging VIを参照してください。

VIのフロントパネルまたはダイアグラムを表示する

ターゲットVIのフロントパネルまたはブロックダイアグラムをプログラム的に表示または配置するには、以下のプロパティおよびメソッドを使用します。

新規に作成したVIのフロントパネルおよびブロックダイアグラムを開いたり配置したりする方法のサンプルは、labview\examples\Application Control\VI Scripting\Creating VIsディレクトリにあるCreating New VI From Scratch VIを参照してください。