フロントパネルウィンドウを開きます。フロントパネルがすでに開いている場合、このメソッドはフロントパネルウィンドウの状態をこのメソッドに配線した状態に変更します。

フロントパネルウィンドウを閉じるには、フロントパネル:閉じるメソッドを使用します。

また、フロントパネルウィンドウ:状態プロパティを使用して、すでに開いているフロントパネルウィンドウの状態を設定することもできます。

パラメータ

名前 データタイプ 必須 説明
アクティブ化? cbool.png いいえ

FALSE (デフォルト) の場合、フロントパネルウィンドウはアクティブウィンドウとして開きません。TRUEの場合、フロントパネルウィンドウはアクティブウィンドウとして開きます。

状態 cenum.png いいえ

フロントパネルのウィンドウを開いた状態を設定します。

0Invalid-入力をこの値に設定すると、メソッドはエラーを返します。
1標準 (デフォルト)-フロントパネルのウィンドウを開きますが、ウィンドウの最小化、最大化、非表示は行いません。
2Closed-入力をこの値に設定すると、メソッドはエラーを返す。
3Hidden(非表示)-フロントパネルのウィンドウをフローティングで表示する。入力をこの値に設定して、フロントパネルへのすべてのリファレンスを閉じると、ウィンドウは開いたまま維持されますが、非表示になります。VIが開いているためスタートアップウィンドウは表示されません。この問題を解決するには、オペレーティングシステムからVIを開きます。たとえば、WindowsエクスプローラでVIをダブルクリックしてVIを開きます。
4最小化-フロントパネルのウィンドウを最小化して開きます
5最大化-フロントパネルのウィンドウを最大化して開く

備考欄

以下の表は、このメソッドの 特性の一覧です。

短い名前 FP.Open
データタイプ 戻り値なし
ランタイムエンジンで使用可能 はい
リアルタイムオペレーティングシステムで利用可能 はい
VI実行中に設定可能 はい
フロントパネルをメモリにロード いいえ
使用前に認証が必要 いいえ
ブロックダイアグラムをメモリにロード いいえ
リモートアクセス可能 はい
ユーザインタフェースがアイドルになるまで待機 いいえ
制御VIで使用可能 はい
グローバルVIで使用可能 はい
指定タイプ定義で使用可能 いいえ
多態性VIで使用可能 はい

サンプルプログラム

LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

  • labview\examples\Application Control\VI Server\VI Properties\VI Properties - Front Panel States.vi