必要: VIスクリプト

VIスクリプトを使用してVIおよびVIオブジェクトを調査、変更、または作成する場合、操作を行う「ターゲットVI」のリファレンスをまず最初に取得します。このリファレンスを使用して、ターゲットVI内のオブジェクトのリファレンスを取得したり、ターゲットVIに新しいオブジェクトを追加できます。

以下の表を参照して、目的用途に最も適したVIリファレンスの取得方法を決定します。

ターゲットVIのタイプ ターゲットVIのリファレンスを取得する方法
編集時にパスが分かる既存のVI スタティックVIリファレンス
実行時に選択する既存のターゲットVIリファレンス呼び出しノードで呼び出すターゲットVI VIリファレンスを開く
新規VI 新規VI
テンプレートVIから内容をコピーして作成した新規VI テンプレートから新規VIを作成します。

注意とアドバイス

  • 可能な限り、複雑な新規VIをテンプレートから作成する―個々のコンポーネントオブジェクトを1つずつ作成してプログラム的に新規VIを作成することもできますが、テンプレートから新規VIを作成してからコードの一部を変更する方が簡単です。
  • ターゲットVIの表示はオプション―VIをプログラム的に検査または編集するために、ターゲットVIのフロントパネルやブロックダイアグラムを表示する必要はありません。しかし、以下のプロパティおよびメソッドを使用してターゲットVIのさまざまな部分を表示できます。
  • 開いたリファレンスをすべて閉じる―多くのリファレンスが開いていると、VIのパフォーマンスが遅くなります。パフォーマンスの詳細については、VIおよびオブジェクトリファレンスを閉じるを参照してください。