サンプルのダイナミックフォームフィールドの構成を変更して、カスタムのダイナミックフォームフィールド (DFF) 構成を作成します。

2025年1月に導入された機能

作成するビュー、グループ、およびフィールドを定義します。ビューは、構成スライドアウトで追加のタブとして表示されます。フィールドをグループに集約して、フィールドを論理的に整理できます。
始める前に、DFFの構成を開始します。
  1. DFFの構成ファイルを開きます。
    ...
                "views": [
                    {
                        "key": "View_Example",
                        "order": "10",
                        "displayText": "View Example",
                        "helpText": "",
    ...
  2. カスタムタブの名前を指定するには、displayTextキーを変更します。
  3. タブが表示される順番を指定します。NIでは、次の"order"値を推奨しています。
    • 最初のカスタムタブを"10"のorder (順番) に割り当てます。
    • 後続のタブを10ずつ増分します。たとえば、"20""30"です。
    10ずつ増分すると、タブの順番を変更したり、既存のタブの間に新しいタブを挿入したりすることが簡単にできるようになります。
  4. オプション: 追加するタブのローカライズ版を提供できるように、i18nキーを変更します。
    ...
                        "i18n": [
                            {
                                "localeId": "de",
                                "displayText": "View Beispiel",
                                "helpText": ""
                            }
    ...
    1. localeIdを指定します。サポートされている次の値のいずれかを使用します。
      • フランス語の場合は"fr"
      • ドイツ語の場合は"de"
      • 英語の場合は"en"
      • 日本語の場合は"ja"
      • 簡体字中国語の場合は"zh"
    2. ローカライズされたテキストでdisplayTextを更新します。
    デフォルトでは、SystemLink Enterpriseはビューキーで定義したdisplayTextの値を表示します。SystemLink Enterpriseは、次の条件が満たされた場合、displayTextにローカライズされた値を表示します。
    • displayTexti18nキーで定義します。
    • ブラウザの言語をサポートされているローカライズ言語のいずれかに設定します。
  5. オプション: ユーザインタフェース上のフィールドを整理するために、使用する予定のグループのキー値をリストします。これらのグループは、構成ファイルのさらに下で定義します。
    ...
                        "groups": [
                            "Group_1_Example",
                            "Group_2_Example"
                        ]
    ...
    1. グループに含まれるフィールドを指定します。
  6. ユーザインタフェース上のフィールドを整理するために、使用する予定のグループを定義します。
    ...
    "groups": [
            {
                "workspace": "f58beba8-66de-4ba5-89f4-3388fd814f2e",
                "key": "Group_1_Example",
                "displayText": "Group 1 Example",
                "helpText": "",
    ...
    1. グループに含まれるフィールドのキー値をリストします。これらのフィールドは、構成ファイルのさらに下で定義します。
      ...
                  "editable": false,
                  "fields": [
                      "Text_Field_Example",
                      "Checkbox_Field_Example",
                      "Number_Field_Example",
                      "Enum_Field_Example"
                  ]
      ...
  7. 追加するフィールドを定義します。サンプルの構成ファイルには、各タイプのフィールドが1つ含まれています。
    • "TEXT"
    • "BOOLEAN"
    • "NUMBER"
    • "ENUM"
    ...
        "fields": [
            {
                "workspace": "f58beba8-66de-4ba5-89f4-3388fd814f2e",
                "key": "Text_Field_Example",
                "type": "TEXT",
                "displayText": "Text Field Example",
                "helpText": "Help Text",
    ...
    1. オプション: 追加しないフィールドを削除します。
    2. オプション: さらに追加するフィールドを複製します。複製するフィールドの一意のキー値を作成します。
    3. 表示テキストを更新します。
    4. オプション: 追加する各フィールドのローカライズ版を提供できるように、i18nキーを追加します。
  8. フィールドの要件および検証パラメータを追加します。
    ...
                    }
                ],
                "editable": true,
                "mandatory": false,
                "defaultValue": null,
                "validation": {
                    "minValue": 0,
                    "maxValue": 10
                }
    ...
  9. 更新された構成ファイルを保存します。
  10. 構成ファイルの内容をコピーし、DFF APIを使用して初期設定を更新します。
    post_nidynamicformfields_v1_update-configurations
  11. SystemLink Enterpriseを開きます。
  12. 構成ファイルで指定したリソースに移動し、ダイナミックフォームフィールドを確認します。