Jupyter Notebook (.ipynb) をSystemLink Enterpriseにパブリッシュして、Notebookをデータ解析および可視化に使用できるようにします。

  1. 解析 » スクリプトに移動します。
  2. 共有するNotebookを右クリックし、SystemLinkにパブリッシュするを選択します。
  3. Notebookを共有するワークスペースを選択します。
  4. Notebookを使用するインタフェースを指定します。
  5. SystemLinkにパブリッシュするをクリックします。
選択したワークスペースの読み取り権限とダウンロード権限を持つユーザは、以下の方法でNotebookにアクセスできます。
  • SystemLink Enterpriseで、ファイルを選択して解析をクリックします。
  • Jupyter Notebookで、Analysis Developmentをクリックし、ワークスペースを選択します。

以下のインタフェースを使用してNotebookを操作できます。

メモ SystemLink Enterpriseは、これらのインターフェイスを厳密に強制しません。必要なNotebookメタデータを実装していない場合でも、指定されたパラメータが実行時にNotebookに渡されます。
表 37. SystemLink Enterpriseで利用可能なNotebookインターフェイス
インタフェース 説明 入力 出力
資産グリッド このインタフェースはまだ使用されていません。
データスペース解析 Notebookでこのインタフェースを使用して、データスペース内のパラメトリックデータを解析し、統計を計算します。
  • trace_data: Dict[string, string]

    この入力は、解析用にプロットされたデータスペーストレースからのデータです。データはNotebook実行アーチファクトとして保存されます。

    データの形式は次のようになります: {'artifact_id': 'artifact_id'}

    例: {'artifact_id': '09875b26-3081-496a-9f62-07d3f8daf47e'}

  • analysis_options: string[]
  • workspace_id: string

この出力は、対応するNotebookが提供する解析オプションのリストです。

リストの形式は次のようになります: [{display_name: `Analysis 1`, id: `analysis_1`, type: scalar/vector} ...]

例: [{display_name: `Min`, id: `min`, type: scalar}]

ファイル解析 Notebookでこのインタフェースを使用して、ファイルを解析したり、ファイル変更トリガを使用してルーチンを作成することができます。
  • file_ids: string[]
出力は必要なし
定期的な実行 Notebookでこのインタフェースを使用して、繰り返しのケイデンスで実行されるルーチンを作成できます。このケイデンスは、特定の日付と時間に開始されます。 入力は必要なし 出力は必要なし
仕様解析 Notebookでこのインタフェースを使用して、選択した仕様を解析できます。
  • spec_ids: string[]
  • product_id: string
出力は必要なし
システムグリッド Notebookでこのインタフェースを使用して、カスタム情報をシステムアプリケーションの列として表示できます。 入力は必要なし
出力には以下が必要です。
  • data_frameタイプ
  • データフィールドに結果を含む単一要素リスト

データフィールドは、値フィールドにリストを含むディクショナリです。このリストには、ミニオンIDおよびミニオンIDに関連する値が含まれます。

例: [{type:"data_frame", data:{values:[["minion-id-1", 3], ["minion-id-2", 0]]]}]

テストデータ解析 Notebookでこのインタフェースを使用して、選択したテスト結果を解析できます。
  • result_ids: string[]
出力は必要なし
テストデータ抽出 Notebookでこのインタフェースを使用して、特定の形式 (BDCSTDF) のファイルからパラメトリックデータを抽出できます。

インタフェースは、データをテスト結果、ステップ、測定値に変換します。

  • file_id: string
  • part_number: string
  • notebook_id: string
出力は必要なし
テスト計画の操作 Notebookでこのインタフェースを使用して、システムがテスト計画の実行動作を通じて呼び出しを実行できます。
  • testPlanId: string
  • systemId: string

テスト計画の実行動作は、ユーザ定義パラメータをNotebookに渡す場合もあります。

出力は必要なし
テスト計画の自動化 Notebookでこのインタフェースを使用すると、顧客固有のユースケースに対して1つまたは複数のテスト計画で自動動作を実行できます。
  • test_plan_ids: string[]
出力は必要なし
テスト計画スケジューラ Notebookでこのインタフェースを使用すると、アルゴリズムを使用してテスト計画をスケジュールできます。ラボのスケジューリング方法に合わせてアルゴリズムをカスタマイズできます。
  • test_plan_ids: string[]
出力は必要なし