ラッチ機械的動作によって構成されたブール制御器でイベントをトリガすると、ブロックダイアグラムがブール制御器の端子を読み取るまで、ブール制御器はデフォルト値にリセットされません。機械的動作が正しく機能するためには、イベントケース内の端子を読み取る必要があります。ラッチ型ブール制御器で値変更イベントを構成する際、イベントの編集ダイアログボックスにメモが表示されます。

ラッチ式の機械的動作で構成されているブール制御器の操作を取り消すと、イベントストラクチャはこの取り消し操作を値変更イベントとして処理して、予期せぬ結果が返される可能性があります。取り消し操作が正常に機能するためには、ケースストラクチャをイベントケース内で使用してください。ケースストラクチャのTRUEケースを使用して、ブール制御器を処理する方法を指定します。また、FALSEケースを使用して、取り消し操作を処理する方法を指定します。

ラッチ型停止ブール制御器の処理方法の詳細および注意点については、イベントストラクチャ内でラッチ型停止ブール制御器を処理するの注意事項を参照してください。