ブール制御器では、物理的な計測器の動作により近いフロントパネルウィンドウを作成するために、6種類の機械的動作を設定することができます。

メモ キーボードショートカットをブール制御器の機械的動作に指定する場合、キーボードは値を切り替えます。たとえば、ブール制御器の機械的動作をキーボードショートカットに割り当て、ラッチ型の機械的動作の1つに設定すると、読み取りの際ボタンのラッチが解除されます。

以下の手順に従って、ブール制御器の機械的動作を変更します。

  1. 押しボタンなどのブール制御器をフロントパネルに追加します。
  2. ブール制御器を右クリックして、ショートカットメニューからプロパティを選択し、ブールプロパティダイアログボックスを表示します。
  3. ブールプロパティダイアログボックスの操作タブをクリックします。
  4. ボタン動作リストからアプリケーションに適したボタン動作を選択します。動作説明セクションに動作の説明が表示され、選択した動作を選択された動作のプレビューセクションでテストすることができます。動作説明セクションに表示されるアイコンでは、Mは制御器の操作時のマウスボタンの動き、Vは制御器の出力値、RDはVIが制御器を読み取る時点を表します。
メモ ローカル変数を持つオブジェクトでは、ラッチ動作を使用できません。ブール値をラッチ式の機械的動作で構成した場合、VIが実行中または実行予約中など、待機以外の状態にあるときには、プロパティと値 (信号) プロパティはエラーを返します。ラッチ式機械的動作をするブール値がある場合に発生し得る競合状態のため、ラッチ機械的動作で設定されたブール値はプログラム的に読み取ることはできません。

ブール制御器の機械的動作のサンプルについては、labview\examples\Controls and Indicators\BooleanのMechanical Action VIを参照してください。