このダイアログボックスを表示するには、イベントストラクチャを右クリックして、ショートカットメニューからこのケースで処理されるイベントを編集を選択します。または、イベントストラクチャを右クリックして、ショートカットメニューからイベントケースを追加またはイベントケースを複製を選択してこのダイアログボックスを開くこともできます。

このダイアログボックスを使用して、イベントを構成します。LabVIEWでのイベント処理は、他のプログラミング言語でのイベント処理とは異なります。イベントストラクチャ用にイベントを構成する前に、LabVIEWのイベントを使用する際の注意とアドバイスを参照してください。

このダイアログボックスには以下のコンポーネントが含まれています。

オプション 説明
イベントケース

イベントストラクチャのすべてのケースの数と名前をリストします。このプルダウンメニューからケースを選択して、そのケースのイベントを編集できます。別のケースに切り替えると、ブロックダイアグラム上のイベントストラクチャが更新されて選択されたケースが表示されます。

イベント指定子

イベントストラクチャの現在のケースが処理するすべてのイベントのイベントソースおよびイベント名の一覧を表示します。ダイアログボックスのイベントソースイベントセクションでは、イベント指定子で選択するイベントソースとイベント名がハイライトされます。イベントソースまたはイベント内の項目をクリックすると、ダイアログボックスのイベント指定子セクションでハイライトされる項目が変更されます。イベントを追加削除ボタンをクリックして、このリストのイベントを追加または削除します。

  • イベントソース-アプリケーション、VI、ダイナミック、コントロールなどのイベントソースを一覧表示します。
  • Event-Event構造体の現在のケースが扱うすべてのイベントのイベント名をリストする。
  • イベント追加

    処理する現在のケースの新規イベントを追加します。

  • 削除

    イベント指定子から選択されたイベントを削除します。

イベントソース

イベントを生成するように構成できるオブジェクトをクラス別にリストします。

  • イベントソースフィルター

    検索ボックスを使用して、特定のテキストが含まれているイベントソースだけに表示を限定できます。

イベント

ダイアログボックスのイベントソースイベントのセクションで選択するイベントソースに使用可能なイベントをリストします。

Notifyイベントの 横には緑色の グリフがあり、 フィルターイベントの 横には赤色の グリフがある。ペーンの構成方法の詳細については、「イベントリファレンス」トピックを参照してください。
  • イベント・フィルター

    検索ボックスを使用して、特定のテキストが含まれているイベントソースだけに表示を限定できます。

イベントのケースが完了するまでパネルをロック (ユーザ操作の処理を延期)

このイベントの発生時にフロントパネルをロックして、すべてのイベントストラクチャがこのイベントの処理を完了するまでユーザの動作の処理を延期します。このオプションを、フィルタイベントではなく通知イベントで無効にできます。

イベントキュー内でこのイベントの最大インスタンスを制限する

イベントキュー内でイベントが発生可能な回数を制限します。イベントのインスタンスを制限するように指定した場合、イベントキューに関連付けられているイベントストラクチャは、指定された数のイベントのみを処理し、新しいイベントが到着すれば古いイベントを自動的に破棄します。

  • インスタンス

    このイベントのインスタンスをいくつイベントキューに保管するかを指定します。