HTMLドキュメントを作成してフロントパネル画像を埋め込む
- 更新日2025-08-27
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HTMLドキュメントを作成し、VIまたはスタンドアロンアプリケーションのフロントパネルの静止画像や動画を埋め込むには、以下の手順に従ってください。既存のHTMLドキュメントにフロントパネルの画像を埋め込むこともできます。
メモ アプリケーションのフロントパネルをHTMLドキュメントに埋め込む場合は、アプリケーションでWebサーバを有効にするためのVIのフロントパネルを使用します。
- クライアントに表示するフロントパネルを開きます。
- ツール»Webパブリッシュツールを選択して、Webパブリッシュツールダイアログボックスを表示します。
- VI名フィールドにVI名を入力するかVI名プルダウンメニューから参照を選択して、VIを選択します。

メモ Webパブリッシュツールは、VIを開いたアプリケーションインスタンスでHTMLファイルを作成します。別のアプリケーションインスタンスでVIを閉じてから再度VIを開くと、クライアントでこのVIを表示できなくなります。 - Webブラウザでのフロントパネルの表示を構成します。
- 表示モードセクションで、フロントパネルを埋め込むか、フロントパネルのスナップショットを撮るか、フロントパネルを監視するかを選択します。
- 埋め込まれたパネル画像の周囲に枠を表示する場合、境界を表示チェックボックスをオンにします。
- 埋め込まれたVIで即座に制御を要求する場合、接続が確立されたら制御を要求チェックボックスをオンにします。
- 次へボタンをクリックしてHTML出力オプションを表示します。ドキュメントタイトル、ヘッダ、フッタの各テキストボックスにテキストを入力します。
- デフォルトブラウザでドキュメントをプレビューする場合は、Webサーバを開始ボタンをクリックし、ブラウザでプレビューボタンをクリックします。Webサーバが既に起動している場合、Webサーバを開始ボタンは淡色表示されます。
- 次へボタンをクリックしてファイルを保存するオプションを表示します。HTMLファイルおよびHTMLファイル名を保存するディレクトリのパスを確認または編集します。リモートコンピュータからドキュメントを表示する場合は、Webサーバのルートディレクトリ (通常、labview\www) 内にHTMLドキュメントを保存します。
- ディスクへ保存ボタンをクリックして、HTMLドキュメントのタイトル、テキスト、VIフロントパネル画像を保存します。Webサーバのルートディレクトリにドキュメントを保存した場合、ドキュメントのURLダイアログボックスはWebページのURLを表示します。
- 接続ボタンをクリックしてHTMLドキュメントを表示するか、OKボタンをクリックしてWebパブリッシュツールダイアログボックスに戻ります。
- 終了ボタンをクリックし、Webパブリッシュツールを終了します。
- 表示モードセクションの埋め込みを選択した場合、クライアントに表示するフロントパネルのあるVIがサーバコンピュータのメモリに存在することを確認してください。
WebパブリッシュツールでWebサーバを起動した後、Webサーバをオフにする必要がある場合は、以下の手順に従ってください。
- ツール»オプションを選択してオプションダイアログボックスを表示します。
- オプションダイアログボックスのカテゴリリストからWebサーバを選択します。
- リモートパネルサーバセクションでリモートパネルサーバを有効チェックボックスをオフにします。
- OKボタンをクリックし、オプションダイアログボックスを閉じて変更内容を保存します。
LabVIEWがインストールされていないクライアントがフロントパネルをリモートで表示および制御できるようにするには、LabVIEWランタイムエンジンをインストールする必要があります。これにより、フロントパネルを表示できるようになります。
任意のHTMLエディタでWebパブリッシュツールで作成したHTMLファイルを開き、HTMLファイルをカスタマイズすることができます。画像の属性は、フロントパネルの画像を埋め込むコードの部分で指定します。