デフォルトで、Webクライアントは、URLとHTTPメソッドを使用して、HTTPメソッドVIのコネクタペーンの制御器とデータを交換します。たとえば、コネクタペーンに割り当てられた2つの数値制御器を持つHTTPメソッドVIを作成した場合、WebクライアントはURLまたはHTTPメソッドを使用して、これらの制御器に値を送信することができます。HTTPメソッドVIは、数値制御器の値の合計などの応答を返します。デフォルトの応答形式は、JSON文字列です。JSON文字列には、HTTPメソッドVIのコネクタペーンに割り当てられた表示器の値の概要が含まれます。また、XML-、HTML-、テキスト形式応答でデータを返すように応答形式を構成することができます。WebサービスプロパティダイアログボックスのHTTPメソッドVI設定ページで応答形式タイプを構成します。

メモ HTTPメソッドVIでは、コネクタペーンを使用してデータを戻さずに、カスタマイズされたHTMLページや画像データなどのカスタム形式を使用してデータをクライアントにストリームできます。

HTMLフォーム、Webブラウザ、HTTPクライアントVI、HTTP対応他社製アプリケーションは、HTTPメソッドを使用してHTTPメソッドVIとデータを交換します。

メモ ブラウザを更新した場合など、HTTPメソッドVIに再接続するたびに、クライアントは新しいHTTP要求を送信します。

HTTPメソッド

Webサービスは、Web通信で使用される4つの標準HTTPメソッドをサポートしています。

  • POST―データの送信とファイルのアップロードに使用します。一般的なHTMLフォームまたはその他の互換性があるクライアントを使用して、POSTメソッドによって情報 (POSTデータ) をサブミットすることができます。
  • GET―Webサービスからのデータの取得にはGETを使用します。
  • PUT―ファイルをアップロードする際に、POSTの代わりの役目を果たします。RESTful設計では、PUTとPOSTには異なる用途があります。
  • DELETE―Webサービスに指定したリソースを削除するよう指示する場合に使用します。

POST、GET、PUT、DELETEメソッドなどのHTTPメソッド定義の詳細については、World Wide Web Consortium (www.w3.org) (英語) を参照してください。

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