デプロイされたアプリケーションにURLを使用してデータを送信する (Real-Time、Windows)
- 更新日2025-08-27
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親トピック: Webサービスとクライアント間でデータ転送する
メモ このトピックの概念の詳細については、Webサービスの概要およびチュートリアルを参照してください。LabVIEW Webサービスは、LabVIEW開発システムおよびLabVIEWプロフェッショナル開発システムでのみ使用可能です。
クライアントは、URLとHTTPメソッドを使用して、HTTPメソッドVIのコネクタペーンの制御器に直接データを転送したり、POST HTTPメソッドを使用して値をPOSTデータとして送信したりします。WebクライアントがHTTPメソッドVIとのデータ交換に使用するURLは、LabVIEW Webサービスを作成する際に決定される様々な値に基づいて構成されます。以下の図は、WebクライアントがHTTPメソッドVIとのデータ交換に使用するURLの例です。
- IPアドレスまたはコンピュータ名―Webクライアントが、ホストWebサーバが実行されているシステムのWebサービスにアクセスする場合、localhostという値を使用します。WebクライアントがリモートターゲットのWebサービスにアクセスする場合は、ターゲットのIPアドレスまたはシステム名を使用します。NI Webサーバ構成を使用して、NI Webサーバのホスト名をカスタマイズします。
- ポート―ホストWebサーバのポートに一致します。NI Webサーバは、HTTP/HTTPSプロトコルに従ってデフォルトポートとして80/443を使用します。ただし、別のアプリケーションがポートを占有している場合、ポート番号が変更される場合があります。ポート番号は、NI Webサーバ構成でカスタマイズできます。アプリケーションWebサーバはデフォルトポートとして8080を使用します。ポート番号は、NI Web-based Configuration & Monitoringでカスタマイズできます。
- Webサービス名―Webサービスプロパティダイアログボックスのサービス設定ページにあるサービス名オプションと一致します。
- URLマッピング―WebサービスプロパティダイアログボックスのHTTPメソッドVI設定ページのURLマッピングと一致します。HTTPメソッドごとに、LabVIEWはVIが属するWebリソースが含まれるデフォルトのマッピングを定義し、該当する場合はVI名を続けます。
- 入力端子のクエリ文字列―HTTPメソッドVIのコネクタペーンに割り当てられた制御器のラベルと一致します。前の説明の構文を使用して、このクエリ文字列をURLマッピングに追加します。たとえば、?x=5&y=8というクエリ文字列は、HTTPメソッドVIのコネクタペーンの「x」および「y」のラベルが付いた制御器にデータを渡します。この場合のURLマッピングはaddです。ラベル値のペアはアンパサンド (&) で区切ります。