カスタムアラームを生成する
- 更新日2025-12-02
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LabVIEW VIからアラームを作成して、システムの問題を通知します。
2024年6月に導入された機能
アラームを使用することで、ルールを実装し、システム、テスト、または資産に影響する条件を管理できます。
メモ タグ値の条件に基づいてアラームを生成する方法については、「アラームを使用してシステムヘルスを監視する」を参照してください。
使用する部品
SystemLinkアラームおよびユーティリティAPIは、LabVIEWの「データ通信」パレットにあります。
行う作業
- クライアントで、VIに以下のダイアグラムを作成します。

- 作成するプログラムの目的に応じて、灰色のセクションを編集してください。
| 1 | 「Get System Name」は、監視するシステムの名前を取得します。 |
| 2 | 「Build Alarm Set Transition」は、set transitionパラメータを作成します。set transitionパラメータは、通知をトリガするアラームインスタンスの状態と重大度レベルを表します。 |
| 3 |
「Set Alarm」は、サーバでアラームインスタンスをトリガします。
Set Alarmに通知方法が設定されている場合、以下のいずれかの条件がTRUEになったときに、VIがサブスクライバに通知を送信します。
アラームの状態が定義済みのアラームしきい値を下回っている場合、アプリケーションは「Clear Alarm」でアラームをクリアします。 ![]() |
トラブルシューティング
- 「Set Alarm」は、最初にアラームを設定したときにのみTRUEを返し、その後は常にFALSEを返して、ユーザまたは別のオペレータがアラームを受信確認したことを確認します。ユーザまたは別のオペレータがアラームを受信確認しなかった場合、アラームはアクティブのままです。
- 通知方法を指定しても通知が届かない場合は、以下の点を確認してください。
- 新しいアラームであるか、アラームが新しい重大度に達している。通知は、以下のいずれかの条件がTRUEの場合にのみ送信されます。
- 新しいアラームインスタンスである。
- アラームインスタンスが新しい重大度レベルに達した。以下の例では、アスタリスク (*) は通知が送られるアラームインスタンスの遷移を示しています。
- 重大度1 (*)
- 重大度2 (*)
- 重大度3 (*)
- 重大度2
- 重大度4 (*)
- 重大度3
- 重大度4
- 重大度5 (*)
- SystemLink EnterpriseでEメール通知を設定済み。
- 新しいアラームであるか、アラームが新しい重大度に達している。通知は、以下のいずれかの条件がTRUEの場合にのみ送信されます。
サンプル
プログラミング環境内を検索すると、以下のサンプルにアクセスできます。
- アラーム
関連コンテンツ
- アラームを使用してシステムヘルスを監視する
ルーチンを使用して、タグ値が特定の条件を満たしたときにアラームインスタンスを作成します。
- Eメール通知を構成する
Eメール通知を構成するには、以下の手順に従ってください。
