パッケージマネージャを使用してパッケージを作成するには、関連するコンポーネントを1つのディレクトリに集めて、コマンドラインインターフェイスを使用してパッケージを作成します。

パッケージとは、ターゲットシステムにインストールするためのペイロードファイルを含む単独の圧縮ファイルです。パッケージマネージャによって作成されたパッケージの拡張子は.nipkgです。パッケージマネージャでは、ファイルパッケージ、Windowsインストーラ (WinInst) パッケージ、エンドユーザ使用許諾契約 (EULA) パッケージの3つのタイプのパッケージを作成できます。

指定されたディレクトリにあるファイルをターゲットシステムにインストールする場合は、ファイルパッケージを作成します。ファイルパッケージにはファイルレベルの条件を含めることができないため、パッケージマネージャは常にファイルパッケージのペイロードに含まれるすべてのファイルをインストールします。これに対して、WinInstパッケージのペイロードは1つまたは複数のMSIファイルです。WinInstパッケージを作成すると、MSIをインストールし、レジストリキー、条件、または.NETアセンブリを含めることができます。ただし、どちらのパッケージタイプにも、実行ファイルを追加して実行することはできます。パッケージのインストール時にライセンス契約の表示を許可する場合は、EULAパッケージをビルドします。

メモ LabVIEW、LabVIEW NXG、およびTestStandなどのNIソフトウェアを使用してパッケージを作成する方法については、製品のドキュメントを参照してください。