パッケージコンポーネント
- 更新日2024-09-30
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パッケージは、サブディレクトリを含むルートディレクトリ、ペイロードファイル、およびターゲットシステムでのパッケージのインストール結果を定義する構成ファイルで構成されます。
コンポーネント | 詳細 | ||
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control サブディレクトリ |
制御ファイルが含まれています。 制御ファイルには、名前、バージョン、タイプ、および依存項目など、パッケージのプロパティと関係を記述するメタデータが含まれています。
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data サブディレクトリ |
パッケージとともに配布するペイロードが含まれています。ファイルパッケージ、相対ファイルパッケージ、またはWinInstパッケージのいずれかを作成するかによって、データサブディレクトリの内容の一部が異なります。 |
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ファイルパッケージには、以下の項目が含まれています。
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相対ファイルパッケージには、以下の項目が含まれています。
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WinInstパッケージには、以下の項目が含まれています。
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debian-binary ファイル | Debian標準への準拠を宣言します。 |
関連コンテンツ
- 制御ファイルの属性
制御ファイルは、名前、バージョン、タイプ、および依存項目など、パッケージのプロパティと関係を記述するメタデータを含む、拡張子のないテキストファイルです。制御ファイルは、ファイルパッケージとWinInstパッケージの両方に必要です。パッケージマネージャは、制御ファイルのメタデータに従ってパッケージを生成します。
- ファイルパッケージのインストール先のターゲットルート
パッケージを作成する際にパッケージマネージャがファイルをインストールする場所は、データフォルダ内に作成されたディレクトリにより決まります。
- ファイルパッケージの指示XML
オプションの指示XMLファイルを作成すると、パッケージのインストールをカスタマイズして実行するための指示をパッケージマネージャに提供できます。
- WinInstパッケージの指示XML
オプションの指示XMLファイルを作成すると、MSIおよび実行ファイルをカスタマイズして実行するための指示をパッケージマネージャに提供できます。
- 相対ファイルパッケージを作成する
相対ファイルパッケージを作成するには、サブディレクトリ、ソースファイル、および構成ファイルを格納するルートディレクトリを作成します。