エンドユーザ使用許諾契約 (EULA) パッケージを作成するには、サブディレクトリ、ソースファイル、および構成ファイルを格納するルートディレクトリを作成します。

パッケージに含める構成ファイルの詳細と例については、「制御ファイルの属性」を参照してください。
  1. EULAパッケージのすべてのコンポーネントのルートディレクトリを作成します。
    例: C:\temp\MyEulaPkg
  2. ルートディレクトリにDebianバイナリファイルを作成します。
    メモ DebianバイナリファイルはDebian標準への準拠を宣言します。詳細については、debian.orgを参照してください。
    1. テキストエディタを使用して、新規ドキュメントを作成します。
    2. ファイルに「2.0」と入力します。
    3. ファイル名に拡張子を付けずに、debian-binary として保存します。
  3. ルートディレクトリに control というサブディレクトリを作成します。
    C:\temp\MyEulaPkg\control
  4. control サブディレクトリ内に control ファイルを作成します。
    1. テキストエディタを使用して新規ドキュメントを作成し、パッケージに必要なすべての制御ファイルの属性と値を入力します。
      Architecture: windows_x64
      Conflicts: ni-package-manager
      Description: This is a custom license agreement for my software.
      XB-DisplayName: My Software License Agreement
      XB-EulaTitle: My Software
      Homepage: https://www.mycompany.com
      Maintainer: My company <support@mycompany.com>
      Package: eula-mycompany
      XB-Plugin: eula
      Section: Infrastructure
      XB-UserVisible: no
      Version: 1.0.0.0
      メモ パッケージのインストール中にEULAを表示するには、パッケージ制御ファイルに XB-EULA 属性を追加し、EULAパッケージの名前にその属性の値を設定します。フィードをビルドする際は、EULAパッケージとそれを参照するパッケージを含める必要があります。
    2. ファイル名に拡張子を付けずに、control として保存します。
  5. ルートディレクトリに data というサブディレクトリを作成します。
    C:\temp\MyEulaPkg\data
  6. data サブディレクトリで、ファイル拡張子が .rtf または .txt. のライセンスファイルを作成します。
    C:\temp\MyEulaPkg\data\my-company-software-license.rtf
以下はEULAパッケージの例です。

言語固有のディレクトリとファイルを追加することで、ローカライズされたライセンス契約ファイルを表示できます。表示されたインストーラの言語と一致する言語のライセンス契約がない場合は、ルートデータのファイルが表示されます。以下は、ローカライズされたライセンス契約ファイルを出力するEULAパッケージの例です。