コンポーネントレベルIP (CLIP) 項目をLabVIEWに追加して、CLIPをFPGA内でインスタンス化します。複数のCLIPインスタンスが必要な場合、各CLIPインスタンスはVHDL命名規約に従った固有の名前を持つ必要があります。各CLIP定数に固有の名前を付け、CLIP定数名にkを接頭辞として付けないでください。

CLIP項目をLabVIEWプロジェクトに追加するには、CLIP宣言ファイルをターゲットに関連付け、その宣言ファイルのCLIP項目をプロジェクトに追加する必要があります。FPGAターゲットプロパティダイアログボックスのコンポーネントレベルIPページでCLIP宣言ファイルをターゲットに関連付けます。コンポーネントレベルIPプロパティダイアログボックスの一般ページでCLIP項目をプロジェクトに追加します。コンポーネントレベルIPプロパティダイアログボックスのクロック選択ページを使用して、FPGAターゲットからのクロックをCLIPの入力にリンクします。

CLIPおよびFPGA VI間でデータを渡すには、CLIP宣言ファイルに<InterfaceType>LabVIEW</InterfaceType>タグが含まれている必要があります。その後、CLIP項目をLabVIEWプロジェクトに追加すると、FPGAモジュールはLabVIEWプロジェクト内のCLIP項目の下にある宣言XMLファイルで定義されたすべてのI/Oを追加します。

ヒント 宣言ファイルで必要なインタフェースを作成するには、CLIPウィザードを使用します。ウィザードを終了すると、CLIPウィザードはCLIPをプロジェクトに自動的に追加します。

CLIPをプロジェクトに追加する例については、「CLIPチュートリアル パート3: CLIPをプロジェクトに追加する」を参照してください。