テストステップデータのプロパティを構造化するクラスタを作成します。テストデータを構造化すると、テストインサイトでデータが正しく表示されるようになります。

テストモニタは、TestStandデータモデルの表示のみをサポートしています。このため、クラスタ内の各プロパティに対してキーと値のペアをどのように構成するかによって、データがテスト結果で正しく表示されるかどうかが決まります。

テストデータを構造化する前に、テスト結果を収集するためのVIを作成する必要があります。

クライアントで、テストステップを構造化するためにVIで以下のダイアグラムを作成します。

灰色のセクションは、それぞれのプログラミング目的に応じてカスタマイズします。



  1. 「test step in」制御器は、テストプログラムのテストステップです。プロパティノードは、テストステップからDataプロパティを読み取ります。
  2. 「step parameters」制御器は、テストステップのパラメータを提供します。「名前でバンドル解除」は、ステップパラメータの名前を返します。
  3. SystemLink Propertiesタイプ定義には、ステップパラメータプロパティを使用するために必要なキーと値のペア構造が含まれています。
  4. 「名前でバンドル」は、各ステップパラメータのキーおよび値を指定します。これらのキーと値のペアはテストインサイトに表示されます。
  5. 「配列連結追加」は、ステップパラメータのすべてのキーと値プロパティを含む配列を作成します。
  6. In Place要素ストラクチャは、要素をバンドル解除/バンドル境界ノードと配列連結追加を使用して、以下のコンポーネントをクラスタストラクチャに組み立てます。
    • テストステップ入力からのデータ
    • ステップパラメータからのキー値プロパティ
  7. プロパティノードはクラスタを使用して、データをテストモニタに正しく表示します。
次に、このVIを「テスト結果を収集する」で作成したVIにサブVIとして追加し、そのVIに「Create Test Step」を配線します。