Whileループには、条件端子が特定のブール値を受け取るまで実行を継続するサブダイアグラムが含まれます。

Whileループの条件を指定するには、次の手順を実行します。

  1. ブロックダイアグラムにWhileループを追加します。
  2. Whileループの内側にオブジェクトを追加して、Whileループで繰り返されるサブダイアグラムを作成します。
  3. ブール制御器または「比較」関数からの出力など、ブールデータを条件端子に配線します。端子を右クリックして、ショートカットメニューから定数を作成または制御器を作成を選択して、ブールオブジェクトを作成することもできます。
  4. (オプション) デフォルトでは、条件端子はTrueの場合停止に設定されます。条件端子を右クリックし、TRUEの場合継続を選択することで、条件端子の動作を変更することができます。
メモ 条件を指定しないと、Whileループは無限ループになります。制御器の値はループの開始前に一度読み取られるだけなので、その値を変更しても無限ループは停止しません。無限ループを停止するには、ツールバー上の実行を中断ボタンをクリックしてVIを中断する必要があります。

VIはWhileループの各反復が終了するたびに条件端子を確認するため、Whileループは必ず1度は実行されます。VIは条件端子を配線しないと実行されません。

ループの内側にケースストラクチャを配置することで、最初の反復でコードの実行を回避することができます。