Whileループ: 条件が満たされるまで処理を繰り返す
- 更新日2025-04-04
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Whileループは以下のような外観を持ち、テキストベースのプログラミング言語のDoループやRepeat-Untilループと同様に、条件が満たされるまでサブダイアグラムを繰り返し実行します。
Whileループは、入力端子である条件端子が特定のブール値を受け取るまでサブダイアグラムを実行します。Whileループの条件端子は条件端子付きForループの条件端子と同様の働きをします。ただし、Whileループでは反復カウントが設定されないため、条件が発生しなければ無限に実行されます。
以下に示す反復端子は、実行された反復の回数を示す出力端子です。
Whileループの反復カウントは、必ずゼロから始まります。
Whileループ内のデータ受け渡し
Whileループでは、デフォルトでは1つの反復から次の反復にデータが渡されません。前回の反復のデータを次の反復に渡して使用するには、Whileループにシフトレジスタを追加します。たとえば、1つの反復における数学演算の結果を、次の反復における数値演算の初期値として使用するには、シフトレジスタを使用します。
Whileループの入力トンネルに配列またはコレクションデータタイプを配線すると、デフォルトでWhileループの自動指標付けが無効になります。自動指標付けを有効にするには、ループの枠上のトンネルを右クリックし、ショートカットメニューから指標付け使用を選択します。自動指標付けが有効な場合、Whileループは、ループの反復ごとに配列またはコレクションの1個の要素を処理します。ループの反復数が配列またはコレクションのサイズよりも大きい場合、Whileループは配列またはコレクションのすべての要素を処理し、それ以降の反復では配列またはコレクションの要素タイプのデフォルト値を使用します。Whileループでデータをどのように処理したいかに応じて、自動指標付けを有効にしたり、無効にしたりすることができます。