外観VIのフロントパネルのスケールを有効するか、または外観VIのイベントストラクチャにあるパネルサイズ変更イベントを処理して、サイズ変更に対応するようにXControlを構成できます

外観VIのフロントパネルのスケールを有効にすると、XControlの外観を構成する制御器は、XControlのサイズが変更されると自動的にサイズ変更されます。以下の手順に従って、外観VIでフロントパネルのスケールを有効にします。

メモ 外観VIに複数のペーンがある場合は、各ペーンに対して以下の手順を実行する必要があります。
  1. XControlライブラリで外観機能をダブルクリックして、外観VIを編集します。
  2. フロントパネルがサイズが変更される際、自動的にスケールされるようにフロントパネルオブジェクトを設定します。

または、パネルサイズ変更イベントを外観VIのイベントストラクチャで処理することができます。XControlがサイズ変更されると、LabVIEWはパネルサイズ変更イベントで外観VIを呼び出します。イベントに応じて、XControlの外観を構成する各制御器を個々に移動してサイズ変更することができます。パネルサイズ変更イベントは、サイズ変更の操作がより円滑になるため役に立ちますが、追加のコードが必要となります。

以下の手順に従って、パネルサイズイベントを処理するように外観VIのイベントストラクチャを構成します。

  1. XControlライブラリで外観機能をダブルクリックして、外観VIを編集します。
  2. イベントを編集ダイアログボックスを表示するには、ブロックダイアグラムでイベントストラクチャを右クリックし、ショートカットメニューからイベントケースを追加を選択します。
  3. ダイアログボックスで、イベントソースリストから<このVI>を選択します。
  4. イベントリストからパネルサイズ変更を選択します。
  5. OKボタンをクリックして構成を保存し、ダイアログボックスを閉じます。
メモ XControlが固定サイズである必要がある場合は、外観VIのフロントパネルのサイズ変更を無効にします。ウィンドウの外観をカスタマイズダイアログボックスのウィンドウのサイズ変更をユーザに許可チェックボックスをオフにして、サイズ変更を無効にします。

XControlが最小サイズである必要がある場合は、外観VIの最小サイズを指定します。VIプロパティダイアログボックスのウィンドウサイズページの最小パネルサイズオプションに幅および高さの値を入力します。