LabVIEW PID and Fuzzy Logic Toolkit API Reference

コーヘン・クーンオートチューニング法

  • 更新日2023-02-21
  • 2分で読める

コーヘン・クーンオートチューニング法は、PIDコントローラをオフラインでチューニングする方法です。この方法は、開ループ伝達関数実験から取得したPIDパラメータを使用します。この方法は、ジーグラ・ニコルス法に似ていますが、コントローラの無駄時間(Td)が時定数(T)に比べて大きい場合は、よりよい結果が得られます。

メモ  このオートチューニング法を実装するには、「PIDオートチューニング設計」VIを使用する必要があります。

以下の表に、パラメータチューニングのコーヘン・クーン推奨設定をチューニングの設定別に示します。

コントローラ Kc Ti Td
P
PI
PID

ここでTは時定数

Kcは比例ゲイン

Tdは無駄時間

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