アプリケーションおよび共有ライブラリ用のランタイム言語を設定する
- 更新日2025-08-27
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言語、またはスタンドアロンアプリケーションか共有ライブラリと使用する言語を指定することができます。デフォルトでは、LabVIEWはWindowsと同じランタイム言語を使用します。LabVIEWがWindowランタイム言語を使用できない場合、またはプラットフォームがWindows以外の場合、LabVIEWは英語をデフォルトとして設定します。ランタイム言語オプションを構成することで、デフォルトの動作を変更します。
メモ
- 言語設定は、LabVIEWの32ビット版でのみ利用可能です。
- LabVIEWは、デフォルトランタイムメニュー、カスタムランタイムメニューのデフォルトメニュー項目、エラーコードの説明、LabVIEWダイアログボックスなどの項目のテキストをローカライズします。ただし、キャプションや制御器の説明などの項目のテキストはローカライズする必要があります。
以下の方法を使用して、スタンドアロンアプリケーションのランタイム言語オプションを構成できます。これらの方法は、優先順位の高い順序で表示されます。
- -lang languageのコマンドライン引数でアプリケーションを実行します。ここで、languageは使用する言語の英語の名前を示します。
- アプリケーション: AppLanguage= languageの構成ファイルに以下のラインを追加します。ここで、languageは使用する言語の英語の名前を示します。アプリケーションの構成ファイルを変更しても、プロジェクトの設定は変更されません。
- (Windows) コマンドラインまたはアプリケーションの構成ファイルで使用する言語を指定しない場合、アプリケーションはオペレーティングシステムの言語を使用します。コントロールパネル»地域と言語のオプションを選択して、オペレーティングシステムの言語設定を表示します。アプリケーションがオペレーティングシステムの言語をサポートしていない場合、アプリケーションはアプリケーションのデフォルトの言語を使用します。
- デフォルト言語オプションで、アプリケーションのデフォルト言語を構成します。プロジェクトエクスプローラウインドウでは、ビルド仕様の下のアプリケーションを右クリックして、ショートカットメニューからプロパティを選択して、アプリケーションプロパティダイアログボックスのランタイム言語ページに移動します。プロジェクトエクスプローラウィンドウでビルド仕様が非表示にされている場合、ビルド仕様にアクセスするには、再度項目を表示する必要があります。
- サポート言語オプションを使用して、ビルド仕様のアプリケーションに対してサポートされている言語を構成します。プロジェクトエクスプローラウインドウでは、ビルド仕様の下のアプリケーションを右クリックして、ショートカットメニューからプロパティを選択して、アプリケーションプロパティダイアログボックスのランタイム言語ページに移動して、アプリケーション用の言語オプションを設定します。ランタイム言語ページのサポート言語オプションにサポートされているすべての言語がリストされます。
上記の言語オプションを使用して言語を指定しない場合、アプリケーションはアルファベット順でサポートされている利用可能な最初の言語を使用します。アプリケーションプロパティダイアログボックスのランタイム言語ページのサポート言語オプションにサポートされているすべての言語がリストされます。必要な言語ファイルが削除されたか、破損したか、解読不可能なために、アプリケーションがサポートされている言語を使用できない場合、LabVIEWはアプリケーションをロードできません。
メモ
LabVIEWランタイムエンジンは多言語に対応するため、ローカライズされたテキストをしようするためにアプリケーション、共有ライブラリ、またはインストーラと複数のバージョンのランタイムエンジンを含める必要はありません。
アプリケーション:言語プロパティを使用して、アプリケーションに使用するデフォルト言語をプログラム的に確認することができます。
共有ライブラリのプロパティダイアログボックスのランタイム言語ページを使用して、共有ライブラリの言語オプションを設定します。