ブロックダイアグラムに.NETオブジェクトを作成する
- 更新日2025-08-27
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サードパーティ .NETサーバと関連付けられているオブジェクトに、LabVIEWを使用してアクセスできます。以下の手順に従って、ブロックダイアグラム上で.NETオブジェクトを作成して構成します。
ステップ1: コンストラクタノードを構成する
ブロックダイアグラムにコンストラクタノードを追加して、.NET Coreコンストラクタを選択または.NET Frameworkコンストラクタを選択ダイアログボックスを起動します。次に、.NETオブジェクトのアセンブリ、オブジェクト、コンストラクタを選択します。
.NET Frameworkコンストラクタを選択ダイアログボックスの各コンポーネントを構成する際の重要な詳細については、以下のリストを参照してください。
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アセンブリ―このコンポーネントは、グローバルアセンブリキャッシュ内のすべてのパブリックアセンブリをリストします。プライベートアセンブリにアクセスするには、参照ボタンをクリックします。プライベートアセンブリを検索するときは、.NETアセンブリのファイルタイプが.dllであることに注意してください。プライベートアセンブリを選択すると、このダイアログボックスを起動したとき、ダイアログボックスのアセンブリプルダウンメニューにそのアセンブリが表示されます。
メモ プライベートアセンブリを使用するVIを異なるフォルダまたはマシンに移動する場合は、関連するプライベート.NETアセンブリファイルをLabVIEWで検索可能なサブディレクトリに移動するか、GAC (Global Assembly Cache) にファイルを保存する必要があります。プライベートアセンブリを共有ライブラリまたはスタンドアロンアプリケーションにVIを作成する場合、LabVIEWは関連プライベート.NETアセンブリファイルをライブラリまたはアプリケーションと同じディレクトリのdataサブディレクトリにコピーします。
- オブジェクト―前のステップで選択したアセンブリによって、使用できるオブジェクトクラスが決まります。オブジェクトのクラスを選択した後、クラスのコンストラクタが.NET Frameworkコンストラクタを選択ダイアログボックスのコンストラクタセクションに表示されます。
- コンストラクタ―コンストラクタを選択した後で、OKボタンをクリックします。次に、コンストラクタノードで選択したクラス名が表示されます。
ステップ2: .NETオブジェクトのプロパティ、メソッド、またはイベントを構成する
- .NETコンストラクタノードは、.NETオブジェクトのインスタンスのリファレンスを作成します。そのリファレンスがあれば、.NETオブジェクトを操作できます。オブジェクトを操作するには、コンストラクタノードの新規リファレンス出力をプロパティノードまたはインボークノードに配線し、オブジェクトのプロパティを設定するか、メソッドを設定します。.NET Frameworkでは、イベントコールバックを登録し、オブジェクトのイベントを処理できます。
- 「リファレンスを閉じる」関数を使用して.NETオブジェクトのリファレンスを閉じ、そのオブジェクトに割り当てられていたたメモリリソースを解放します。
.NET Frameworkのヒントとトラブルシューティング情報
- .NET CLR 4.0は、LabVIEWとともにインストールされます。.NET 2.0ミックスモードアセンブリをロードするには、.NET 2.0構成ファイルを使用する必要があります。
- 特定のアセンブリのロード中またはアセンブリ内のオブジェクトへのアクセス中に問題が発生した場合は、アセンブリの呼び出しをデバッグするか、メモリ内の.NETアセンブリダイアログボックスで、メモリ内のアセンブリのバージョンが正しいことを確認してください。