未処理データは、デバイスのネイティブ形式/データ構造で、デバイスやバッファからスケールまたは並べ替えられることなく直接読み取られます。デバイスのネイティブ形式は、符号付きまたは符号なしの8/16/32ビット整数です。

デバイスのネイティブ形式とは異なる整数サイズを使用する場合、1つの整数に複数のサンプルが含まれたり、1つのサンプルが複数の整数に及ぶ場合があります。たとえば、32ビット整数を使用する場合、デバイスからのサンプルが8ビットのとき、1つの整数に最大4つのサンプルが含まれます。また、8ビット整数を使用する場合、デバイスからのサンプルが16ビットのときは、1つのサンプルで2つの整数が必要とされます。ただし、この動作はデバイスによって異なります。詳細については、デバイスの関連ドキュメントを参照してください。

NI-DAQmxでは、未処理データをチャンネルに分割しません。代わりに、データをデバイスのデータ配列に応じてインタリーブまたは非インタリーブ1D配列として返します。詳細については、デバイスの関連ドキュメントを参照してください。

メモ デバイスでソフトウェアキャリブレーションがサポートされている場合、NI-DAQmxでは未処理サンプルをキャリブレートしません。ご使用のデバイスでソフトウェア/ハードウェアキャリブレーションがサポートされているかどうかを確認するには、キャリブレーションを参照してください。