定義済みのコマンドライン操作
- 更新日2026-04-10
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LabVIEWには定義済みのコマンドライン操作が含まれており、ファイルのコンパイル、アプリケーションのビルド、VIの実行などのタスクを自動化できます。
LabVIEWで実行するカスタムコマンドライン操作を作成することもできます。
MassCompile
指定されたディレクトリのファイルを一括コンパイルします。
表 5. MassCompile引数は、この操作に使用可能な引数を示しています。
| 引数 | 必須またはオプション | 説明 | デフォルト |
|---|---|---|---|
| -DirectoryToCompile | 必須 | コンパイルするVIの場所。 | — |
| -MassCompileLogFile | オプション | ログ結果のファイルのパス。 | 一時的な場所へのパスです。 |
| -AppendToMassCompileLog | オプション | 結果をログファイルに追加するかどうかを指定するブール値。 | false: 指定されたログファイルがすでに存在する場合、既存のログファイルは上書きされます。 |
| -NumOfVIsToCache | オプション | 一括コンパイル中にメモリに保持できるVIの数。 メモ VIをキャッシュすると、トップレベルのVIをコンパイルするときにすでにキャッシュされたVIをロードする必要がないため一括コンパイルにかかる実行時間が顕著に縮小されます。ただし、VIのキャッシュによってより多くのシステムメモリが消費されます。複数のサブフォルダに同じ名前のVIが含まれているフォルダを一括コンパイルし、それらのVIがライブラリに属していない場合、VIキャッシュでクロスリンクが発生する可能性があります。 |
0 |
| -ReloadLVSBs | オプション | VIのCINを無視し、アプリケーションがそれらを検索できるようにするかどうかを指定するブール値です。 この引数は、多数のCINが再コンパイルされたために再ロードが必要な場合に便利です。 |
false |
MassCompileをLabVIEW用CLIで実行するには、次の構文を使用してコマンドを実行します。
LabVIEWCLI -OperationName MassCompile -DirectoryToCompile <directory of file(s)> -MassCompileLogFile <path to log file> -AppendToMassCompileLog <true or false> -NumOfVIsToCache <number of VIs to cache> -ReloadLVSBs <true or false>
以下に例を示します。
LabVIEWCLI -OperationName MassCompile -DirectoryToCompile "C:\temp" -MassCompileLogFile "C:\temp\log.txt" -AppendToMassCompileLog true -NumOfVIsToCache 0 -ReloadLVSBs false
ExecuteBuildSpec
指定されたビルド仕様の設定を使用してアプリケーションまたはライブラリをビルドし、出力ファイルのパスを返します。
表 6. ExecuteBuildSpec引数は、この操作に使用可能な引数を示しています。
| 引数 | 必須またはオプション | 説明 | デフォルト |
|---|---|---|---|
| -ProjectPath | 必須 | ビルド仕様が含まれているLabVIEWプロジェクト (.lvproj) ファイルのパス。 | — |
| -TargetName | オプション | ビルド仕様が含まれているターゲット。 | マイ コンピュータ |
| -BuildSpecName | オプション | プロジェクトエクスプローラウィンドウのビルド仕様の下に表示されるビルド仕様の名前。 | 空の文字列: LabVIEW用CLIは、指定されたターゲットの下にあるすべてのビルド仕様をビルドします。 |
この操作をLabVIEW用CLIで実行するには、次の構文を使用してコマンドを実行します。
LabVIEWCLI -OperationName ExecuteBuildSpec -ProjectPath <path to project> -TargetName <name of target> -BuildSpecName <name of build specification>
以下に例を示します。
LabVIEWCLI -OperationName ExecuteBuildSpec -ProjectPath "C:\temp\test.lvproj" -TargetName "My Computer" -BuildSpecName "My DLL"
RunVI
次のコネクタペーンインタフェースでVIを実行し、出力またはエラー情報を返します。

| 端子 | データタイプ | 説明 |
|---|---|---|
|
|
文字列制御器
|
VIのコマンドライン引数。 |
|
|
32ビット符号付き表示器
|
VIが返すLabVIEW用CLI終了コード。 |
|
|
文字列表示器
|
LabVIEW用CLIコンソールまたはログファイルに入れる出力またはエラー情報。 |
表 7. RunVI引数は、この操作に使用可能な引数を示しています。
| 引数 | 必須またはオプション | 説明 | デフォルト |
|---|---|---|---|
| -VIPath | 必須 | LabVIEWで実行するVIのパス。VIのコネクタペーンが定義済みのインタフェースと一致しない場合、LabVIEW用CLIはエラーを返します。 | — |
| <VIのコマンドライン引数> | オプション | VIの入力配列の要素。要素を区切るにはスペースを使用します。 | — |
この操作をLabVIEW用CLIで実行するには、次の構文を使用してコマンドを実行します。
LabVIEWCLI -OperationName RunVI -VIPath <VI path> <first element of array> <second element of array>...
以下に例を示します。
LabVIEWCLI -OperationName RunVI -VIPath "C:\Users\inlabview.APAC\Documents\DemoProject\RunVI.vi" 101 202
CloseLabVIEW
プロンプトなしでLabVIEWを閉じます。
この操作には引数はありません。
この操作をLabVIEW用CLIで実行するには、次のコマンドを実行します。
LabVIEWCLI -OperationName CloseLabVIEW
CreateComparisonReport
指定した2つのVIを比較し、比較操作の結果を含むHTML、XML、Word、またはテキストレポートを出力します。
| 引数 | 必須またはオプション | 説明 | デフォルト |
|---|---|---|---|
| -vi1 | 必須 | 比較している最初のVIの名前またはパス。 | — |
| -vi2 | 必須 | 比較している2番目のVIの名前またはパス。 | — |
| -reportType | オプション | 出力レポートの必要なファイルタイプ。この引数は、以下の値をサポートします。
この引数を指定しない場合、-reportPathに指定した値から推測されます。 |
HTMLSingleFile |
| -reportPath | 必須 | 出力レポートの名前またはパスです。 | — |
| -o | オプション | 指定したレポートディレクトリに既存のレポートやサポートファイルがある場合、それらを上書きします。 | — |
| -c | オプション | 指定したレポートパスにディレクトリが存在しない場合は、新しいディレクトリを作成します。 | — |
| -nofp | オプション | 比較レポートからフロントパネルの差異を除外します。 | — |
| -nofppos | オプション | 比較レポートからフロントパネルの位置の差異を除外します。 | — |
| -nobd | オプション | 比較レポートからブロックダイアグラムの差異を除外します。 | — |
| -nobdcosm | オプション | 比較レポートからブロックダイアグラムの外観の差異を除外します。 | — |
| -noattr | オプション | 比較レポートからVI属性の差異を除外します。 | — |
| -d | オプション | 依存関係を含めずに、指定したVIを比較します。 | — |
この操作をLabVIEW用CLIで実行するには、次の構文を使用してコマンドを実行します。
LabVIEWCLI -OperationName CreateComparisonReport -vi1 <name or path of first VI> -vi2 <name or path of second VI> -reportType <file type of report> -reportPath <name or path of output report>
以下に例を示します。
LabVIEWCLI -OperationName CreateComparisonReport -vi1 "firstVI.vi" -vi2 "secondVI.vi" -reportType "HTMLSingleFile" -reportPath "report.html"
RunVIAnalyzer
LabVIEW VI Analyzerツールキットで指定されたVI Analyzerタスクを実行し、指定された場所にテストレポートを保存します。
表 9. RunVIAnalyzer引数は、この操作に使用可能な引数を示しています。
| 引数 | 必須またはオプション | 説明 | デフォルト |
|---|---|---|---|
| -ConfigPath | 必須 | 解析に使用するVI Analyzerタスク設定が含まれている構成ファイルのパス。VI AnalyzerまたはVI Analyzer VIを使用して保存した構成ファイルを使用できます。または、VI、フォルダ、またはLLBを指定して解析を行うこともできます。構成ファイル以外の項目を指定すると、VIは、その指定された項目に対してすべてのVI Analyzerテストを行います。 | — |
| -ReportPath | 必須 | レポートファイルのパス。 | — |
| -ConfigPassword | オプション | 構成ファイル (存在する場合) のパスワード。 | 空の文字列 |
| -ReportSaveType | オプション | レポートまたは結果ファイルの形式。この引数の値は、次のいずれかでなくてはなりません。
|
ASCII |
| -ResultsPath | 必須 | 結果ファイルのパス。パス文字列が空の場合、LabVIEWはこの引数を無視します。 メモ この引数では大文字と小文字が区別されます。
|
— |
この操作をLabVIEW用CLIで実行するには、次の構文を使用してコマンドを実行します。
LabVIEWCLI -OperationName RunVIAnalyzer -ConfigPath <path to configuration file> -ReportPath <path to report> -ReportSaveType <file type of report> -ConfigPassword <password of configuration file>
以下に例を示します。
LabVIEWCLI -OperationName RunVIAnalyzer -ConfigPath "C:\temp\test.viancfg" -ReportPath "C:\temp\output.html" -ReportSaveType "HTML" -ConfigPassword "abc"
RunUnitTests
LabVIEW Unit Test Frameworkツールキットで指定されたファイルに対してテストを実行し、指定された場所にJUnitファイルを保存します。
表 10. RunUnitTests引数は、この操作に使用可能な引数を示しています。
| 引数 | 必須またはオプション | 説明 | デフォルト |
|---|---|---|---|
| -ProjectPath | 必須 | プロジェクトファイルのパスです。 | — |
| -JUnitReportPath | 必須 | JUnitファイルを出力するパスです。 | — |
この操作をLabVIEW用CLIで実行するには、次の構文を使用してコマンドを実行します。
LabVIEWCLI -OperationName RunUnitTests -ProjectPath <path to project file> -JUnitReportPath <path to output JUnit file>
LabVIEWCLI -OperationName RunUnitTests -ProjectPath "C:\temp\test.lvproj" -JUnitReportPath "C:\temp\test.xml"
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