LabVIEWの構成
- 更新日2025-04-04
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LabVIEWのファイルシステムの構造と、推奨されるファイルの保存先について説明します。
LabVIEWのディレクトリ構造の構成
Windows、macOS、LinuxでのLabVIEWファイルシステムについて説明します。LabVIEWでは、プラットフォームの可用性に応じて、GPIB、DAQ、VISA、IVI、モーションコントロール、およびIMAQハードウェア用のドライバソフトウェアがインストールされます。
LabVIEWディレクトリは、オペレーティングシステムに応じて以下の場所にインストールされます。
メモ インストールしているLabVIEWモジュールおよびツールキットによって、LabVIEWディレクトリ内に追加デイレクトリが作成される場合があります。
インストールが完了すると、LabVIEWディレクトリには以下のグループが含まれます。
ライブラリ
構造とサポート
実習と手順
- examples―サンプルVIが含まれています。サンプルを検索するには、 を選択します。
- help ―LabVIEWヘルプメニューの項目になるファイルが含まれています。
推奨されるファイルの保存先
vi.libおよびresourceディレクトリは、LabVIEWシステム専用としてLabVIEWにインストールされています。これらのディレクトリにユーザのファイルを保存しないでください。
ユーザのファイルは以下のディレクトリに保存できます。
メモ サブVIを変更することなくプロジェクト間で使用可能な場合のみ、user.libディレクトリにサブVIを保存します。user.libのVIへのパスは、labviewディレクトリに対する相対パスです。その他の場所に保存するサブVIへのパスは、親VIに対する相対パスです。そのため、特別な場合にVIを変更するためにuser.libからVIをコピーしても、user.libにあるサブVIへのパスは変更されません。
VIおよびサブVIを別のディレクトリまたはコンピュータにコピーする場合、新規の場所からトップレベルVIを実行するとLabVIEWはuser.libの元のサブVIを参照するため、user.libにVIを保存しないでください。 また、ハードディスクドライブ上の任意の場所にディレクトリを作成して、ユーザが作成したLabVIEWファイルを保存することができます。
ヘルプ、ツール、ファイルメニューからlabview\help、labview\project、およびlabview\wizardディレクトリに配置したVIを開く場合、プライベート アプリケーションインスタンス (NI.LV.Dialog) でそのVIを開くことができます。