外部グラフィックとともにHTMLまたはRTF形式のドキュメントを作成する場合、LabVIEWは制御器および表示器のデータタイプ端子およびVIの他の部分を同じ名前の画像ファイルに保存します。

LabVIEWは、以下の情報を使用して制御器と表示器を保存します。

  • 端子が制御器であれば最初の文字はcに、表示器であればiになります。
  • 端子が配列を表している場合、次元(2dなど)は最初の文字の後に続きます。
  • データタイプを表す短い名前は次元の後に続きます。
  • 端子のデータタイプがLabVIEWクラスの場合、データタイプの名前にはLabVIEWクラスの完全な修飾名が含まれます。

以下の表は、制御器と表示器の画像ファイル名の例を示しています。

名前 端子
ci32.jpg 制御器、32ビット符号付き整数
i2di32.jpg 表示器、32ビット符号付き整数の2D配列
c3dstr.jpg 制御器、文字列の3D配列
cLibrary_Child_1lvclass.jpg Control, Child 1.lvclass in Library.lvlib

フロントパネルなどVIの他の部分に画像ファイルを生成する場合、LabVIEWは画像ファイル名にVIの完全な修飾名を含めます。たとえば、Test.viがライブラリにある場合、LabVIEWは画像ファイル名にライブラリを含めます。また、JPEGグラフィック形式を選択してTest.viという名前のVIを保存すると、グラフィックはJPEGファイルとして保存されます。

以下の表は、他のVIオブジェクトの画像ファイル名の例を示しています。

VI要素 JPEGファイル名
アイコン Testi.jpg
コネクタペーン Testc.jpg
フロントパネル Testp.jpg
ライブラリ内にあるVIのフロントパネル Library_lvlib_Parent_lvclass_Testp.jpg
ブロックダイアグラム Testd.jpg
ブロックダイアグラム内にあるVIのフロントパネル Library_lvlib_Parent_lvclass_Testd.jpg
VI階層ウィンドウ Testh.jpg
サブVIアイコン subVI_name i.jpg