ファイルパス制御器は、ディスク上のファイルの場所を識別するLabVIEWデータタイプです。LabVIEWは、絶対パス、相対パス、シンボリックパスの3種類のファイルパスをサポートしています。

ファイルパスは、以下を記述します。

  • ファイルを含むボリューム
  • ファイルシステムのトップレベルとファイル間のディレクトリ
  • ファイルの名前

パス制御器(パスデータタイプを表すLabVIEW表示器端子)またはパス表示器では、特定のプラットフォームの標準構文を使用してパスを入力または表示します。

次の表には、LabVIEWで使用できるさまざまなタイプのファイルパスについての情報が含まれています。

表 8. LabVIEWでのファイルパスのタイプ
ファイルパスのタイプ 説明 使用目的
絶対パス 絶対パスは、ファイルまたはディレクトリの場所をファイルシステムの最上位から順に記述します。例: E:\Temp\test.txt 現在の作業ディレクトリに関係なく、ファイルシステム内の同じ場所を指定するには絶対パスを使用します。
相対パス 相対パスは、ファイルシステムの任意の場所に対してのファイルまたはディレクトリの場所を表します。例: ..\test.txt 現在の作業ディレクトリに応じて変わる可能性のある場所を指定するには相対パスを使用します。

たとえば、以下の状況では、VIで相対パスを使用して、パスの再作成を回避します。

  • 別のコンピュータでアプリケーションを作成する。
  • VIを別のコンピュータで実行する。
シンボリックパス シンボリックパス (または疑似パス) は、LabVIEWで使用できる事前定義された短いパス形式です。LabVIEWには、異なるタイプの場所に解決される特定の固定されたシンボリックパスのセットが含まれています。 シンボリックパスを使用して、実行環境によって変化する場所を指定します。

たとえば、シンボリックパスは以下のように異なるパスに解決されます。

  • LabVIEWがインストールされているディスク上の場所
  • ログインしているユーザ