構成ダイアログボックスのヘルプボタンをクリックするとヘルプファイルが起動するようにExpress VIを構成できます。また、詳細ヘルプウィンドウで現在の構成を表示するようにExpress VIを構成することもできます。

Express VIに関連するヘルプファイル

「オンラインヘルプを制御」関数は、構成ダイアログボックスでヘルプボタンをクリックするとヘルプファイルが起動するようにExpress VIのヘルプファイルを関連付けます。この関数は、作成する各構成ダイアログボックスVIのブロックダイアグラムに表示されます。

「オンラインヘルプを制御」関数はヘルプファイルのパス入力で指定したディレクトリにある.chmまたは.htmlファイルを開きます。この関数は、検索する文字列入力で指定したテキストに対応するファイルを検索し、テキスト内のポイントでファイルを開きます。

Express VIの詳細ヘルプを表示する

genHelp VIは詳細ヘルプウィンドウのExpress VIの現在の構成を表示します。このgenHelp VIは、ブロックダイアグラムでExpress VI上にカーソルを移動する際、詳細ヘルプウィンドウで表示する値を含む制御器を指定します。また、制御器名など、詳細ヘルプウィンドウの制御器の値の前のテキストを指定することもできます。このgenHelp VIは、Express VI作成ツールウィザードを使用して作成するすべてのExpress VIに対して構成ダイアログボックスVIで、サブVIとして表示されます。このサブVIの名前はgenHelp ExpressVINameです。

genHelp VIのex_PPGetPropサブVIは文字列を支援する制御器の値を追加します。詳細ヘルプウィンドウに表示する値を含む各制御器にex_PPGetProp VIの別のコピーを使用します。ex_PPGetPro VIは各制御器のヘルプを連結するので、VIの1つのコピーの出力を次に続くVIの入力に配線する必要があります。

Express VIのgenHelp VIを構成すると、Express VIの構成ダイアログボックスを閉じるたびに詳細ヘルプウィンドウが更新されます。genHelp VIを適切に変更しなかった場合、構成ダイアログボックスを閉じると詳細ヘルプに関連するエラーメッセージが表示されます。さらに、Express VIの対応する検証テストが不合格となります。