バリアントデータをLabVIEWデータに変換するには、「バリアントからデータに変換」関数を使用します。バリアントを変換する前に、バリアントに保存されているデータのタイプを確認する必要があります。

使用するオブジェクト

以下のブロックダイアグラムオブジェクトを使用して、バリアントに保存されているデータタイプを確認し、バリアントををそのデータタイプに変換します。

解決方法

以下のブロックダイアグラムオブジェクトを作成して、バリアントに保存されているデータタイプを確認し、バリアントををそのデータタイプに変換します。

以下のリストには、前のダイアグラムについての重要な情報が記載されています。

「タイプ情報を取得」VIで、バリアントに保存されたデータタイプを取得します。
各データタイプに対してサブダイアグラムを追加します。サブダイアグラムは、バリアントのデータタイプがセレクタラベルに表示されたデータタイプと一致する場合にのみ実行されます。
各サブダイアグラム内で、「バリアントからデータに変換」関数によってバリアントが変換されます。
各サブダイアグラムで、「バリアントからデータに変換」関数のタイプ入力に配線されるデータタイプは、セレクタラベルのデータタイプに一致している必要があります。タイプ入力のデータタイプがバリアント入力のデータタイプと互換性がない場合、LabVIEWはエラーを返します。タイプ入力の値は無視されます。

関連情報

バリアントデータを処理する

LabVIEWデータをバリアントデータに変換する