ストラクチャの枠線を右クリックし、後にケース (またはフレームまたはサブダイアグラム) を追加または前にケース (またはフレームまたはサブダイアグラム) を追加を選択してサブダイアグラムを追加します。また、ケースセレクタラベルの<Shift-Enter>キーを押して、ストラクチャにサブダイアグラムを追加することもできます。

以下の手順に従って、ケース、スタックシーケンス、条件無効、ダイアグラム無効、またはタイプ特化の各ストラクチャに表示可能なサブダイアグラムのコピーを作成し、そのコピーを元のサブダイアグラムの後に挿入します。

  1. 複製したいサブダイアグラムに移動します。
  2. ストラクチャの枠を右クリックして、ショートカットメニューからケースを複製 (もしくは、フレームを複製またはサブダイアグラムを複製) を選択します。複製サブダイアグラムには、元のサブダイアグラムのフロントパネルオブジェクトに対応するブロックダイアグラム端子を除くすべてのオブジェクトがコピーされます。
メモ ケースセレクタラベル内で<Ctrl-Shift-Enter>キーを押すことにより、ケースストラクチャに現在表示されているコードを複製することもできます。
  1. 条件無効ストラクチャを構成する場合、ストラクチャ枠を右クリックしてショートカットメニューからサブダイアグラムを複製を選択し、条件を構成ダイアログボックスを表示します。記号を選択して、条件を構成ダイアログボックスでを入力します。
メモ 条件無効ストラクチャをLabVIEWプロジェクト内で使用しない場合は、RUN_TIME_ENGINETARGET_BITNESSTARGET_TYPEという記号だけが使用できます。LabVIEWプロジェクトで条件無効ストラクチャを使用する場合は、条件無効記号ページを使用して記号を作成および定義することもできます。

サブダイアグラムを追加または複製する際には、以下の点に注意してください。

  • スタックシーケンスストラクチャでフレームを追加、削除、または並べ替えすると、フレームラベルの番号が自動的に調整されます。
  • フラットシーケンスストラクチャでフレームを追加または削除すると、ストラクチャは自動的にサイズ調整されます。
  • 条件無効ストラクチャでサブダイアグラムを並べ替える場合、複数のサブダイアグラムをTRUEにできますが、LabVIEWはTRUEになっている最初のサブダイアグラムのみをコンパイルして実行します。
  • タイプ特化ストラクチャでのサブダイアグラムの追加や削除は、サブダイアグラムのラベルとVIの実行方法に影響します。これは、タイプ特化ストラクチャが各サブダイアグラムを順番にコンパイルしようとし、構文エラーのあるサブダイアグラムを拒否するためです。構文エラーのない最初のサブダイアグラムが受け入れられ、その他のサブダイアグラムは無視されます。

    たとえば、次のタイプ特化ストラクチャにはサブダイアグラムA、B、およびCがあります。ここでは、最初の2つのサブダイアグラムは拒否され、最後のサブダイアグラムC (指標2) が受け入れられます。サブダイアグラムCの前にサブダイアグラムDを追加すると、サブダイアグラムCの指標は3になります。ストラクチャは、サブダイアグラムCのコンパイルを試みる前に構文エラーのないサブダイアグラムDをコンパイルするため、サブダイアグラムCは無視されます。

  • また、イベントストラクチャにケースを追加または複製することができます。