LabVIEW PID and Fuzzy Logic Toolkit API Reference

ファジーシステムのパラメータ

  • 更新日2023-02-21
  • 10分で読める

多くのファジー論理VIにはファジーシステム入力またはファジーシステム出力パラメータが含まれています。これらには、ファジーシステムのすべての情報が含まれています。VIのファジーシステム出力を別のVIのファジーシステム入力に配線してください。

ファジーシステム入力には、以下のクラスタ要素が含まれています。ファジーシステム出力には、クラスタ要素が制御器ではなく表示器であることを除き、ファジーシステム入力,と同様のクラスタ要素が含まれています。し

メモ メモ  ファジーシステム入力ファジーシステム出力は直接変更しないでください。これらのクラスタを変更するには、ファジー論理VIを使用してください。

入力変数には、ファジーシステムの入力言語変数を指定します。各入力言語変数には以下のクラスタ要素が含まれています。
名前には、言語変数の名前を指定します。
範囲には、言語変数の最小値と最大値を指定します。
メンバーシップ関数には、言語変数の言語要素、およびそれらの言語要素内の言語変数のメンバーシップの度合いを指定します。メンバーシップ関数配列の各要素は、言語要素に対応します。
名前には、編集したいメンバーシップ関数の名前(言語要素)を指定します。
形状には、言語変数のメンバーシップの角度を決定する関数の形状を指定します。

0三角—言語変数のメンバーシップの度合いを三角関数により決定することを指定します。
1台形—言語変数のメンバーシップの度合いを台形関数により決定することを指定します。
2単集合—言語変数のメンバーシップの度合いを単集合関数により決定することを指定します。単集合関数は1ポイントだけをもちます。このため、言語変数の値は、対応する言語要素内に部分メンバーシップをもちません。
3シグモイド—言語変数のメンバーシップの度合いをシグモイド関数により決定することを指定します。
4ガウス—言語変数のメンバーシップの度合いをガウス関数により決定することを指定します。
5ユーザ定義ユーザ定義形状指標に対応するユーザ定義形状が言語変数のメンバーシップの度合いを決定することを指定します。
ユーザ定義形状指標には、言語変数のメンバーシップの度合いを決定するユーザ定義形状の指標を指定します。このパラメータは、形状ユーザ定義に指定する場合にのみ適用されます。ユーザ定義メンバーシップ関数形状配列内のユーザ定義形状は、「FL新規ファジーシステム」VIと「FLメンバーシップ関数を作成」VIのユーザ定義.インスタンスの両方で定義します。
には、メンバーシップ関数をファジーシステムデザイナで表示するときのメンバーシップ関数の色を返します。この入力には、カラーボックス定数を配線することができます。
ポイントには、メンバーシップ関数の基準点と最高点に対応する言語変数の値を、左から右、基準から最高の順番に指定します。言語要素内の言語変数のメンバーシップの度合いは、基準点で0、最高点で1です。単集合関数の場合は1ポイント、三角関数の場合は3ポイント、台形関数、シグモイド関数、ガウス関数の場合は4ポイントを指定します。

出力変数には、ファジーシステムの出力言語変数を指定します。各出力言語変数には以下のクラスタ要素が含まれています。
名前には、言語変数の名前を指定します。
範囲には、言語変数の最小値と最大値を指定します。
メンバーシップ関数には、言語変数の言語要素、およびそれらの言語要素内の言語変数のメンバーシップの度合いを指定します。メンバーシップ関数配列の各要素は、言語要素に対応します。
名前には、編集したいメンバーシップ関数の名前(言語要素)を指定します。
形状には、言語変数のメンバーシップの角度を決定する関数の形状を指定します。

0三角—言語変数のメンバーシップの度合いを三角関数により決定することを指定します。
1台形—言語変数のメンバーシップの度合いを台形関数により決定することを指定します。
2単集合—言語変数のメンバーシップの度合いを単集合関数により決定することを指定します。単集合関数は1ポイントだけをもちます。このため、言語変数の値は、対応する言語要素内に部分メンバーシップをもちません。
3シグモイド—言語変数のメンバーシップの度合いをシグモイド関数により決定することを指定します。
4ガウス—言語変数のメンバーシップの度合いをガウス関数により決定することを指定します。
5ユーザ定義ユーザ定義形状指標に対応するユーザ定義形状が言語変数のメンバーシップの度合いを決定することを指定します。
ユーザ定義形状指標には、言語変数のメンバーシップの度合いを決定するユーザ定義形状の指標を指定します。このパラメータは、形状ユーザ定義に指定する場合にのみ適用されます。ユーザ定義メンバーシップ関数形状配列内のユーザ定義形状は、「FL新規ファジーシステム」VIと「FLメンバーシップ関数を作成」VIのユーザ定義.インスタンスの両方で定義します。
には、メンバーシップ関数をファジーシステムデザイナで表示するときのメンバーシップ関数の色を返します。この入力には、カラーボックス定数を配線することができます。
ポイントには、メンバーシップ関数の基準点と最高点に対応する言語変数の値を、左から右、基準から最高の順番に指定します。言語要素内の言語変数のメンバーシップの度合いは、基準点で0、最高点で1です。単集合関数の場合は1ポイント、三角関数の場合は3ポイント、台形関数、シグモイド関数、ガウス関数の場合は4ポイントを指定します。

ルールには、ファジーシステムのルールを指定します。ルールの条件を指定するには入力変数を使用し、結果を指定するには出力変数を使用します。
条件には、ルールの条件、つまりIF部分を指定します。各条件は、入力言語変数の指標、言語要素内の入力言語変数のメンバーシップの度合いと非メンバーシップの度合いのどちらを計算するかを指定する演算子、言語要素の指標の3つの部分で構成されます。指標は、変数または言語要素が作成された順序に対応します。
結果には、ルールの結果部分、つまりルールのTHEN部分を指定します。各結果は、出力言語変数の指標、言語要素内の出力言語変数のメンバーシップの度合いと非メンバーシップの度合いのどちらを計算するかを指定する演算子、言語要素の指標の3つの部分で構成されます。指標は、変数または言語要素が作成された順序に対応します。
条件接続子には、このVIが集計されたルール条件の真理値の計算方法を指定します。

0AND(最小)—このVIが条件のメンバーシップの最小の度合いを使用することを指定します。
1AND(積)—このVIが条件のメンバーシップの度合いの積を使用することを指定します。
2OR(最大)—このVIが条件のメンバーシップの最大の度合いを使用することを指定します。
3OR(確率的)—このVIが条件のメンバーシップの度合いの確率的合計を使用することを指定します。ファジー論理コントローラは、確率的合計を (A + B) – (A * B) という式により計算します。ここで、ABは条件です。
サポートの度合いには、ルールに適用する重み(0~1)を指定します。デフォルトは1です。ルールの重みを計算するには、サポートの度合いと集計されたルール条件の真理値を乗算します。
後件部の含意演算には、このVIがルールの重みに基づいて出力言語変数のメンバーシップ関数をスケールするために使用する含意演算方法を指定します。

0最小最小含意演算方式を使用することを指定します。
1含意演算方式を使用することを指定します。

非ファジー化方法には、このVIが出力言語変数のメンバーシップの度合いを数値に変換するために使用する非ファジー化方法を指定します。

0領域の中心領域の中心非ファジー化方法を使用することを指定します。
1修正された領域の中心—非ファジー化方法として修正された領域の中心を使用することを指定します。
2合計の中心—非ファジー化方法として合計の中心を使用することを指定します。
3最大の中心—非ファジー化方法として最大の中心を使用することを指定します。
4最大の平均—非ファジー化方法として最大の平均を使用することを指定します。

説明には、ファジーシステムの説明を指定します。

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