ファジーシステムデザイナ
- 更新日2023-02-21
- 7分で読める
インストールパッケージ: 開発システム
このダイアログボックスを表示するには、ツール→制御/シミュレーション→ファジーシステムデザイナを選択します。
このダイアログボックスは、ファジーシステムの設計とテストに使用します。.また、ファジー論理VIを使用してファジーシステムをプログラム的に設計、制御、編集することもできます。
このダイアログボックスには以下のページがあります。
- 変数—ファジーシステムの言語変数を構成します。
このページには、以下のコンポーネントが含まれています。- 入力変数—ファジーシステム内の入力変数がリストされます。対応するメンバーシップ関数を入力変数メンバーシップ関数グラフに表示するには、このリストで変数を選択します。このリストで変数をダブルクリックすると、変数を編集ダイアログボックスが表示されます。
- 入力変数を追加—新しい入力変数を作成するために変数を編集ダイアログボックスを起動します。
- 入力変数を編集—選択した入力変数を編集するために変数を編集ダイアログボックスを起動します。
- 入力変数を削除—選択した入力変数を削除します。
- 入力変数メンバーシップ関数—入力変数リストで選択した入力変数のメンバーシップ関数をプロットします。
- 出力変数—ファジーシステム内の出力変数がリストされます。対応するメンバーシップ関数を出力変数メンバーシップ関数グラフに表示するには、このリストで変数を選択します。このリストで変数をダブルクリックすると、変数を編集ダイアログボックスが表示されます。
- 出力変数を追加—新しい出力変数を作成するために変数を編集ダイアログボックスを起動します。
- 出力変数を編集—選択した出力変数を編集するために変数を編集ダイアログボックスを起動します。
- 出力変数を削除—選択した出力変数を削除します。
- 出力変数メンバーシップ関数—出力変数リストで選択した出力変数のメンバーシップ関数をプロットします。
- 入力変数—ファジーシステム内の入力変数がリストされます。対応するメンバーシップ関数を入力変数メンバーシップ関数グラフに表示するには、このリストで変数を選択します。このリストで変数をダブルクリックすると、変数を編集ダイアログボックスが表示されます。
- 規則—ファジーシステムのルールを構成します。
このページには、以下のコンポーネントが含まれています。- ルール—ファジーシステムで定義されているすべてのルールが表示されます。
- ルールを追加—ファジーシステム用の新しいルールを作成します。
- ルールを削除—選択したルールを削除します。
- ルールを上に移動—選択したルールをルールリストで1つ上に移動します。
- ルールを下に移動—選択したルールをルールリストで1つ下に移動します。
- 非ファジー化方法—非ファジー化方法には、ファジー論理コントローラが出力言語変数のメンバーシップの度合いを数値に変換するために使用する非ファジー化方法を指定します。領域の中心、領域の中心修正、合計の中心、最大の中心、最大の平均という非ファジー化方法が使用できます。.
- 前件部—ルールリストで選択した前件部(IF部分)を構成します。各前件部は、入力言語変数の指標、言語要素内の入力言語変数のメンバーシップの度合いと非メンバーシップの度合いのどちらを計算するかを指定する演算子、言語要素の指標の3つの部分で構成されます。指標は、言語要素が作成された順序に対応します。
- 前件部を追加—ルールリストで選択したルールに新しい前件部を作成します。
- 前件部を削除—ルールリストで選択したルールの最後の前件部を削除します。
- 後件部—ルールリストで選択した後件部(THEN部分)を構成します。各後件部は、出力言語変数の指標、言語要素内の出力言語変数のメンバーシップの度合いと非メンバーシップの度合いのどちらを計算するかを指定する演算子、言語要素の指標の3つの部分で構成されます。指標は、言語要素が作成された順序に対応します。
- 後件部を追加—ルールリストで選択したルールに新しい後件部を作成します。
- 後件部を削除—ルールリストで選択したルールの最後の後件部を削除します。
- 前件部接続子—ファジー論理コントローラが集計されたルール前件部の真理値を計算する方法を指定します。. 以下の前件部接続子が使用できます。
- AND(最小)—ファジー論理コントローラが前件部のメンバーシップの最小の度合いを使用することを指定します。
- AND(積)—ファジー論理コントローラが前件部のメンバーシップの度合いの積を使用することを指定します。
- OR(最大)—ファジー論理コントローラが前件部のメンバーシップの最大の度合いを使用することを指定します。
- OR(確率的)—ファジー論理コントローラが前件部のメンバーシップの度合いの確率的合計を使用することを指定します。ファジー論理コントローラは、確率的合計を(A + B) – (A * B)という式により計算します。ここで、AとBは前件部です。
- サポートの度合い—ルールに適用する重み(0~1)を指定します。ルールの重みを計算するには、サポートの度合いと集計されたルール前件部の真理値を乗算します。
- 後件部の含意演算—ファジー論理コントローラがルールの重みに基づいて出力言語変数のメンバーシップ関数をスケールするために使用する含意演算方法を指定します。含意演算方法には、最小方式または積方式を使用できます。
- テストシステム—指定した入力値に従ってファジーシステムをテストします。
このページには、以下のコンポーネントが含まれています。- 入力変数—ファジーシステム内のすべての入力変数がリストされます。
- 入力値—対応する入力変数の値を指定します。
- 出力変数—ファジーシステム内のすべての出力変数がリストされます。
- 出力値—対応する出力変数の値を返します。
- 入力/出力の関係—出力変数を入力変数1と入力変数2にプロットした3D曲面グラフを表示します。このグラフは、現在の入力値と出力値の場所も示します。
- プロット変数—入力/出力の関係グラフに表示する変数を指定します。2つの入力変数の値の範囲をスイープして、出力変数の値の対応する変化を観察するには、テストシステムページのこのセクションを使用します。
- 入力変数1—入力/出力の関係グラフに表示する最初の入力変数を指定します。この変数は、入力/出力の関係グラフのX軸として表示されます。
- 入力値1—入力/出力の関係グラフに表示する最初の入力変数の値を指定します。
- 入力変数2—入力/出力の関係グラフに表示する2番目の入力変数を指定します。この変数は、入力/出力の関係グラフのY軸として表示されます。
- 入力値2—入力/出力の関係グラフに表示する2番目の入力変数の値を指定します。
- 出力変数:—入力/出力の関係グラフに表示する出力変数を指定します。この変数は、入力/出力の関係グラフのZ軸として表示されます。
- 出力値—出力変数の値を返します。
- 入力1サンプルの数—入力/出力の関係グラフにプロットする入力変数1サンプルの数を指定します。
- 入力2サンプルの数—入力/出力の関係グラフにプロットする入力変数2サンプルの数を指定します。
- 呼び出されたルール—現在の入力変数、出力変数に適用されるルールおよび対応するルールの重みを表示します。