後件部の含意演算方法を指定する
- 更新日2023-02-21
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ファジーコントローラは、非ファジー化を実行する前に、対応するルールの重みに基づいて各出力言語変数のメンバーシップ関数をスケールするために後件部の含意演算方法を使用します。
PID/ファジー論理VIでは、最小と積のいずれかの後件部含意演算方式を使用できます。
最小後件部含意演算方式
最小含意演算方式では、ファジー論理コントローラは出力メンバーシップ関数を対応するルールの重みの値で切り捨てます。たとえば、出力言語変数にルールの重みがそれぞれ0.5、0.8、0.3の3つのメンバーシップ関数がある場合、スケールされたメンバーシップ関数は以下のようになる可能性があります。

積後件部含意演算方式
積後件部方式では、ファジー論理コントローラは出力メンバーシップ関数を対応するルールの重みの値でスケールします。たとえば、出力言語変数にルールの重みがそれぞれ0.5、0.8、0.3の3つのメンバーシップ関数がある場合、スケールされたメンバーシップ関数は以下のようになる可能性があります。
