LLBを統合する

統合するLLBを選択ダイアログボックスを使用して、LLBと2つの異なるリビジョン間の差を自動的または対話的に解消します。LLBとそのオリジナルのLLBに基づいた2つのリビジョンがあると仮定した場合、LabVIEWは自動的に別の統合されたLLBに変更を解消および統合することが可能です。2つのLLB間の差が競合する場合、LLBを統合ダイアログボックスを使用して、この変更を対話的に解消できます。

以下の手順に従って、2つのLLBを自動的または対話的に統合します。

1. ツール»統合»LLBを統合を選択して、統合するLLBを選択ダイアログボックスを表示します。
2. ベースLLBテキストボックスの横の参照ボタンをクリックして、オリジナルのLLBを選択し、OKをクリックします。
3. 統合LLB 1テキストボックスの横の参照ボタンをクリックして、ベースLLBと統合する最初のLLBを選択し、OKをクリックします。
4. 統合LLB 2テキストボックスの横の参照ボタンをクリックして、ベースLLBと統合する2番目のLLBを選択し、OKをクリックします。
5. (オプション) 統合オプションセクションからオプションを選択して、LabVIEWがLLBの要素をどのように統合するかを構成します。
6. 統合ボタンをクリックします。LLBを統合ダイアログボックスが表示されます。LabVIEWは、各LLBで検出されたすべてのファイルをファイル列にリストします。各ファイルの統合1、統合2、統合ステータス列に、それぞれのLLBで検出された変更の種類を示す記号が表示されます。

メモ 統合LLB 2と統合LLB 1の両方で、同じプロジェクトライブラリファイル (.lvlib) が変更されている場合は、自動的に相違点を解消することができません。このような場合は、.lvlibの1つのリビジョンを開き、もう一方のリビジョンと同じになるよう手動で変更することをお勧めします。

1. 変更のある行を選択して、統合1を選択、ベースを選択または統合2を選択ボタンをクリックして、受け入れる変更を選択して、統合されたLLBに追加します。各変更を解消するに従って、選択した変更の横にチェックマークが表示されます。
2. 2つのLLBの中に同じVIの異なるリビジョンが含まれている場合、VIを統合ボタンを使用して、リビジョンを統合します。VIを含む行をクリックして、VIを統合ボタンをクリックして、統合するVIを選択ダイアログボックスを開きます。
3. VIのリビジョン間の差を解消します。
   • ファイルを統合した場合は、ファイルの行を選択して、統合されたファイルを確認をクリックして、作成したファイルを参照します。
4. すべての変更を解消した後、閉じるボタンをクリックして、LLBを統合ダイアログボックスを閉じて、保存ボタンをクリックして、統合されたLLBを保存します。

また、他社製のソース管理プロバイダを構成して、デフォルトの統合アプリケーションとしてLVMerge.exeを使用することもできます。LVMerge.exeは統合するLLBを選択ダイアログボックスに相当します。

個々のVIを統合するには、統合するVIを選択ダイアログボックスを使用して、VIの異なるリビジョンの差を自動的または対話的に解消できます。