コマンドラインからVIを起動する場合、以下に示すLabVIEWが定義した引数を使用することができます。LabVIEWが定義した引数は、実行可能ファイル (labview.exeまたはスタンドアロンアプリケーション) にのみ適用されます。コマンドラインにユーザ定義の引数の始まりを示す2つのハイフン (--) の前にその他の文字列が含まれている場合、実行可能ファイルはその文字列を開くVIのファイル名として解釈します。

プラットフォーム 引数 説明
すべて -pref パス 環境設定ファイルが起動する実行可能ファイルと同じディレクトリにない場合、この引数を使用して環境設定ファイルの完全パスを指定します。
Windows /Automationまたは-Automation 実行可能ファイルのオブジェクトのインスタンスを要求するActiveXクライアントへの応答として、実行可能ファイルを起動します。
Windows /RegServerまたは-RegServer 実行可能ファイルのActiveXサーバをオペレーティングシステムに登録します。
Windows /UnregServerまたは-UnregServer 実行可能ファイルのActiveXサーバをオペレーティングシステムから登録解除します。
Linux -display display 指定されたX Windows表示でLabVIEWを実行します。例: labview -display myhost:0
Linux -launch LabVIEWが起動し、同じディスプレイで実行している既存のアプリケーションインスタンスをチェックします。既存のインスタンスが起動中の場合、既存のインスタンスはコマンドラインで渡されたVIを開き、新規のアプリケーションインスタンスはサイレントに終了します。既存のインスタンスが起動中でない場合、LabVIEWは新規のインスタンスのコマンドラインに渡されたVIを開きます。