コマンドラインからVIを起動する
- 更新日2025-08-27
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コマンドライン (スタート»ファイル名を指定して実行を選択するなど) からVIを起動するには、以下の構文を使用します。
c:\labview\labview.exe <labviewディレクトリを基準としたVIへの相対パス>
たとえば、c:\labview\examplesでreadme.viを起動するには、以下のコマンドを使用します。
c:\labview\labview.exe examples\readme.vi
VIがlabviewディレクトリ以外のディレクトリにある場合、以下の例のようにVIへの完全なパスを指定する必要があります。
c:\labview\labview.exe c:\coolapp\mycool.vi
パス内のディレクトリに空白文字が含まれている場合、以下の例ように引用符でパスを囲みます。
c:\labview\labview.exe "c:\cool application\mycool.vi"
VIがLLBにある場合、以下のいずれかの方法を使用します。
- 以下の例のように、完全なパスを引用符で囲みます。
c:\labview\labview.exe "c:\coolapp\eagle.llb\mycool.vi"
- 次にツール»LLBマネージャを選択し、VIをトップレベルとして印し付けます。この場合、LLBへのパスのみ指定する必要があります。以下の例に示すように、LabVIEWはLLBマネージャを開きます。
c:\labview\labview.exe "c:\coolapp\eagle.llb"
また、LabVIEWをコマンドラインから起動する場合、LabVIEWが定義した引数やユーザが定義した引数を渡すこともできます。ユーザが定義した引数をコマンドラインで渡すには、ユーザが定義した引数のセットの前にスペースで囲まれた2つのハイフン (--) を入力します。labview.exeを起動する際には、これらの2つのハイフンの後の引数を使用しません。2つのハイフンの後の引数を起動したVIのブロックダイアグラムに渡します。LabVIEWが起動した際に渡されるユーザ定義のコマンドライン引数を読み取るには、アプリケーション: コマンドライン引数プロパティを使用します。
たとえば、mycool.viを起動して、ユーザが定義した引数を渡すには、以下のコマンドを使用します。
c:\labview\labview.exe c:\coolapp\mycool.vi -- 1000 sine
mycool.viのブロックダイアグラムでアプリケーション: コマンドライン引数プロパティを使用して、渡した引数1000とsineの引数を読み取り、値を処理します。たとえば、引数の値をケースストラクチャのケースセレクタに配線することができます。