アプリケーション全体で使用するカスタムエラーコードを定義する
- 更新日2025-08-27
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エラーコードエディタダイアログボックスでカスタムエラーコードを定義するには、以下の手順に従ってください。カスタムエラーコードファイルを作成すると、エラーを選択ダイアログボックスでそれらのエラーを選択したり、アプリケーションまたは共有ライブラリでそのファイルを配布することができます。
- ツール»上級»エラーコードを編集を選択して、エラーコードエディタを起動します。
- 表示されるプロンプトで、新規ボタンをクリックして、新規エラーコードファイルを作成するか、既存ボタンをクリックして、既存のエラーコードファイルを参照します。
- このファイルについてのコメントにエラーコードファイルについてのコメントを入力します。
- エラーコードをクリックしてコードを編集し、テキスト列のスペースを選択し、エラー用のテキストを追加します。他のエラーコードをエラーコードファイルに追加するには、エラーコードを追加ボタンをクリックします。
- エラーコードと説明を編集するには、変更するエラーコードまたはテキストを選択し、変更内容を入力します。エラーコードを昇順に並べ替えるには、エラーコードをソートを選択します。エラーコードを削除するには、エラーコードを選択して選択したエラーコードを削除ボタンをクリックします。
- エラーの編集を終了したら、保存ボタンをクリックして、エラーコードファイルをLabVIEW\user.lib\errorsディレクトリに保存します。エラーコードファイルはxxx-errors.txtの形式で保存する必要があります (xxxの部分は自由に入力)。
また、XMLベースのテキストファイルを作成することで、同じ範囲のカスタムエラーコードを定義することもできます。テキストファイルの名前はxxx-errors.txtの形式である必要があります (xxxは自由に入力)。xxx-errors.txtファイルでは、大文字と小文字の区別やスペースなど、以下に示す構文を正確に使用する必要があります。斜体テキスト部分は自由に入力できます。
<?xml version="1.0" encoding="Windows-1252"?> <nidocument> <nicomment> このファイルは、my VIのカスタムエラーを示します。<nifamily familyname="カスタムエラー" displayname="カスタムエラー"> </nifamily> </nicomment> <nierror code=" 5000 "> メモリが一杯です。メモリを追加してください。</nierror> <nierror code=" 5001 "> 無効な名前です。新しい名前を入力してください。</nierror> </nidocument>
<nicomment></nicomment>のタグの間にコメントを追加することができます。各<nierror>のタグの間にエラーコード番号を定義する必要があります。<nierror></nierror>のタグの間にエラーコードメッセージを定義します。<nifamily></nifamily>タグは省略可能です。エラーを選択ダイアログボックスを使用した場合は、これらのタグの間のテキストがエラーカテゴリとして表示されます。
エラーコードのテキストファイルへの変更は、LabVIEWを再起動すると有効になります。