SystemLinkサーバを設定する
- 更新日2025-03-12
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ホストにSystemLinkサーバをインストールして構成し、システムの管理とデータの操作を開始します。SystemLinkサーバには、SystemLink WebアプリケーションとSystemLink APIが含まれています。
- NI パッケージマネージャ (NIPM)
- ホスト以外のマシンでSystemLinkを使用する場合、たとえば、SystemLinkクライアントを使用してマシンをサーバに接続する場合などは、Volume License Managerをインストールします。
メモ SystemLinkサーバは、以前のバージョンのSystemLinkクライアントと下位互換性がありますが、上位互換性はありません。
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NI パッケージマネージャの製品を参照タブで、SystemLinkサーバとそれに関連したインストーラを検索してインストールします。
SystemLinkクライアントは、サーバマシンにインストールする必要はありません。
- サーバマシンを再起動し、インストールを完了します。
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NI Webサーバ構成を起動し、NI Webサーバ構成の画面の指示に従って、サーバを設定します。これらの資格情報を使用して、サーバ管理者権限でSystemLinkにログインします。
サーバ設定の詳細については、『NI Webサーバ構成ヘルプ』を参照してください。
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DNSエイリアスを作成します。
- NI Webサーバ構成で、リモートをクリックします。
- 任意のクライアントからのリモート接続を許可を選択します。
- サーバに使用するDNSエイリアスを入力します。このエイリアスは、使用する他社製DNSサーバによって異なります。
- 適用して再起動をクリックします。
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サーバをSystemLinkクライアントに接続する準備をします。
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次のデフォルトポートがサーバ上で開いていることを確認します。
SystemLinkは、ローカルのWindowsファイアウォールを自動的に管理します。企業ネットワークに接続している場合は、IT部門と協力して企業ネットワークのファイアウォールを構成する必要があります。
ポート 目的 80 (HTTPデフォルト) または443 (HTTPSデフォルト、推奨) SystemLink Webアプリケーションは、これらのポートを使用して、ターゲットがサーバからパッケージをインストールしたり、データをパブリッシュしたり、受信したりできるようにします。 2343、2809、および 59110~59210 DIAdemなどのクライアントは、これらのポートを使用してSystemLink DataFinderインデックスにアクセスします。 4505~4506 SaltStackはこれらのポートを使用してターゲット上でリモートプロシージャを実行します。 - プロキシサーバを使用するネットワークにSystemLinkを設定する場合は、SystemLinkのプロキシ設定を構成します。
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次のデフォルトポートがサーバ上で開いていることを確認します。
- リモートデータベースまたはファイル共有に接続することで、スケーラビリティを強化します。
- ワークスペース、役割、および権限を使用して、SystemLinkへのアクセスを管理します。
関連コンテンツ
- SystemLinkサーバのサイズを決定する
最適なパフォーマンスを得るために、SystemLinkサーバに必要なリソースのサイズを決定します。
- NI パッケージマネージャ (NIPM) のダウンロード
- Volume License Managerをダウンロード
- NI Webサーバ構成ヘルプ
- SystemLinkのプロキシ設定を構成する
内部ネットワークとインターネットの間でプロキシサーバを使用するネットワークで動作するようにSystemLinkを構成します。これにより、NIパッケージマネージャを使用してフィードにアクセスできるようになります。
- リモートファイル共有に接続する
SystemLinkのセットアップを拡張性と耐障害性に優れたものにするには、サーバメッセージブロック (SMB) プロトコルを使用してリモートファイル共有に接続します。
- スタンドアロンのリモートMongoデータベースに接続する
リモートのMongoデータベースにアクセスするようにSystemLinkを構成すると、拡張性と耐障害性を強化できます。
- リモートPostgreSQLデータベースに接続する
リモートのPostgreSQLデータベースにアクセスするようにSystemLinkを構成して、テストモニタの拡張性と耐障害性を強化することができます。
- SystemLinkへのアクセスを管理する
システム管理者は、ワークスペース、役割、および権限を使用して、各ユーザがアクセスできるSystemlinkの部分を指定できます。
- NI Linux Real-TimeターゲットをSystemLinkサーバに接続する
SystemLinkサーバとNI Linux Real-Timeターゲットの接続を確立します。
- WindowsターゲットをSystemLinkサーバに接続する
SystemLinkサーバとリモートWindowsターゲットの接続を確立します。
- ユーザにワークスペース内で役割を割り当てる
ユーザの役割とユーザがアクセスできるワークスペースを指定することにより、サーバ上の各ユーザタイプに応じてカスタマイズされた環境を作成します。