ユーザの役割とユーザがアクセスできるワークスペースを指定することにより、サーバ上の各ユーザタイプに応じてカスタマイズされた環境を作成します。

このワークフローには管理者権限が必要で、ユーザの役割を定義するためにIDプロバイダ (IdP) マッピングを使用します。管理者権限がないか、IDプロバイダを使用せずにユーザをワークスペースに追加するには、代わりにワークスペースのメンバーとして追加します。
  1. アクセス制御ワークスペースをクリックします。
  2. ユーザを追加するワークスペースを選択して、 » ワークスペースを編集をクリックします。
    ワークスペース内のシステムとデータにアクセスするには、ユーザはワークスペースのメンバーである必要があります。この条件は、SystemLink WebアプリケーションとSystemLink REST APIの両方について当てはまります。
  3. 役割マッピングをクリックします。
  4. +マッピングをクリックし、この役割を割り当てるユーザに関連付けられている属性を選択します。
    サーバでシングルサインオンを有効にしてある場合は、組織で使用している認証プロトコルと一致する属性を選択します。認証オプションの詳細については、『NI Webサーバヘルプ』を参照してください。
  5. 役割にマッピングするユーザのユーザ名、グループ名、またはその他の属性を入力します。
  6. 役割列で、ユーザに割り当てる役割を選択します。
    定義した役割、またはSystemLinkでインストールされた既定の役割の1つを選択します。
    メモ IDプロバイダによる認証を使用しているユーザをServer Administratorの役割に割り当てる場合、後でNI Webサーバ構成でadminユーザを無効にすることを推奨します。
  7. オプション: ユーザまたはユーザグループに複数の役割が必要な場合は、役割ごとに個別のマッピングを作成します。
  8. 更新をクリックします。
    ユーザが初めてSystemLinkにログインすると、アカウントがアクセス制御 » ユーザの下に表示されます。
  9. ユーザまたはユーザグループが1つまたは複数のワークスペースにアクセスする必要がある場合は、ワークスペースごとにこれらのステップを繰り返します。
    ユーザを複数のワークスペースに追加すると、ユーザはそれらのワークスペースのリソースをWebアプリケーションのグリッドおよびその他のビュー内に同時に表示します。
ユーザはこの時点でワークスペースに役割を持ちます。ユーザがSystemLinkにログインすると、割り当てられた役割とワークスペースがアカウント » ワークスペースの下に表示されます。