SystemLinkサーバとリモートWindowsターゲットの接続を確立します。

サーバは、SystemLinkサーバがインストールされているコンピュータです。ターゲットは、そのサーバに接続するコンピュータを指します。クライアントは、SystemLinkクライアントがインストールされ、サーバに接続されているコンピュータを指します。

作業を開始する前に、以下を確認してください。
  • サーバにSystemLinkサーバがインストール済みである。
  • サーバでSystemLinkサーバが設定済みである。
  • サーバでVolume License Managerに十分な数のノードライセンスがある。
  • リモートデータベース接続を構成済みである。ターゲットの接続後にデータベース構成を変更すると、データが失われる可能性があります。
  1. Windowsターゲットで、NIパッケージマネージャを開きます。
  2. SystemLinkクライアントを検索してインストールします。
  3. SystemLinkクライアントを起動します。
  4. SystemLinkサーバに接続するを選択し、接続先のサーバの名前、IPアドレス、またはDNSエイリアスを指定します。
    メモ サーバのDNSエイリアスを作成する場合は、「SystemLinkサーバを設定する」を参照してください。
  5. Webブラウザを使用してSystemLinkサーバを起動し、ログインします。
  6. システムマネージャをクリックして、次に保留中のシステムタイルをクリックします。
  7. SystemLinkに接続するターゲットについて、承認をクリックします。

    これで、ターゲットはSystemLinkサーバに接続しているクライアントになりました。SystemLink Webアプリケーションでクライアントを管理するには、システムをクリックし、次に管理下システムをクリックします。

    以下の図は、サーバに接続されたクライアントのリストの例を示しています。



  8. アクティブ化されていないクライアントがあると表示されている場合は、そのクライアントをクリックして、詳細 » アクティブ化 を選択します。
    メモ クライアントをアクティブ化できない場合は、SystemLinkライセンスを確認して、クライアントでライセンスが利用可能であることを確認します。
  9. クライアントを追加するワークスペースを選択します。

    割り当てたワークスペースに応じて、クライアントが扱えるリソースが決まります。ワークスペースの詳細については、「SystemLinkへのアクセスを管理する」を参照してください。

    SystemLinkでは、クライアントが生成するすべてのデータが自動的にワークスペースに保存されます。またSystemLinkによって、そのクライアントのすべての資産がワークスペースに追加されます。

  10. オプション: クライアントで操作を禁止して実行されないようにする場合は、管理下システムでクライアントを選択して、詳細 » ロックをクリックします。

    操作には、ソフトウェアのインストールや再起動が含まれます。SystemLinkサーバではその操作がキューに入りますが、それが実行されるのは、クライアントのロックが解除されたときに限られます。履歴の下には、キューに入っているジョブを含むすべてのジョブが表示されます。