ストラクチャの外側の端子からストラクチャの内側の端子へ直接配線することができます。LabVIEWでは、ストラクチャの境界線とワイヤが交差する場所にトンネルが作成されます。このトンネルにより、ループやストラクチャ間でのデータの入出力が可能になります。

配線に関する注意点

ストラクチャを配線する際、以下の点に注意してください。

  • トンネルの重複
  • スタックシーケンスストラクチャの複数のフレームからの配線
  • ケースストラクチャのすべてのケースでのトンネルへの配線の失敗
  • シーケンスローカル端子への複数の値を割り当て

定数にのみ配線されているストラクチャに対して、LabVIEWはパフォーマンスを最適化するために定数の畳み込みを使用します。定数が畳み込まれたストラクチャの中にハッシュマークを表示するようにLabVIEWを構成するには、ツール»オプション»ブロックダイアグラムを選択し、ブロックダイアグラムページで定数の畳み込みが適用されたストラクチャにハッシュマークを表示チェックボックスをオンにします。