LabVIEWではワイヤを配線中に自動的にトンネルが作成されるため、トンネルが重複する場合があります。重複しているトンネルはブロックダイアグラムの実行に影響しませんが、どのトンネルがどのワイヤパスに接続されているかの判断が難しくなる場合があるので、編集作業が困難になる可能性があります。

トンネルが重複している場合、他のトンネルが表示されるように、1つのトンネルを移動します。また、トンネルからワイヤをすべて削除して、トンネルを削除し、ストラクチャを再配線します。

以下のブロックダイアグラムに示すように、ストラクチャの内側のオブジェクトから外側にあるオブジェクトに配線する必要があり、ストラクチャの内側のオブジェクトが既にストラクチャの外側にデータを渡すワイヤがある場合、ストラクチャを介して配線しないでください。

その代わりに、以下に示すように、トンネルを基点に2番目のワイヤを開始します。

ケースストラクチャでは、重複しているトンネルは各ケースで配線されているように表示される可能性があります。