条件発生時にForループを停止する
- 更新日2025-08-27
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条件端子を追加して、条件が発生した際にForループを停止するように設定することができます。条件端子付きのForループは、条件が発生するまで、またはすべての反復が完了するまで実行されます。たとえば、エラーが発生した場合を除き、設定回数分だけループを実行する場合、条件端子付きForループを使用し、エラークラスタを条件端子に配線します。
条件が満たされた場合にForループを停止するには、次のステップを実行します。
- ブロックダイアグラムにForループを追加します。
- ループの境界線を右クリックし、ショートカットメニューから条件端子を選択します。条件端子
がループの内側に表示され、カウント端子は
の記号から
の記号に変化します。 - Forループの内側にオブジェクトを追加して、Forループで繰り返されるサブダイアグラムを作成します。
- ブール制御器、比較関数からの出力、またはエラークラスタなどのブールデータを条件端子に配線します。端子を右クリックして、ショートカットメニューから定数を作成または制御器を作成を選択して、ブールオブジェクトを作成することもできます。
- (オプション) デフォルトでは、条件端子はTrueの場合停止に設定されます。条件端子を右クリックし、TRUEの場合継続を選択することで、条件端子の動作を変更することができます。条件端子がTrueの場合継続
に設定されている場合、条件端子がFALSE値を受け取るまでループが実行されます。また、操作ツールを使用して条件端子をクリックし、条件を変更することもできます。
メモ Forループで条件端子を配線する場合、そのループが実行する反復回数を事前に決定することはできません。完了したループの反復数を決定するには、出力配列を自動指標付けしてループの実行後に要素数を確認するか、または表示器をループ反復端子に配線してループの実行後にカウントを確認します。
カウント端子に配線された数値、または自動指標付けされた入力配列内の要素の数値は、条件端子に配線された条件が全く発生しない場合に、完了した最大のループ反復数として動作します。最大反復数を設定しないで、特定の条件が発生するまでループを反復させるには、Whileループを使用します。