派生を検出メソッドや種類メソッドなどの変数メソッドを使用するには、クラス識別子入力を使用して変数クラスのクラス識別子を指定する必要があります。次の表は、LabVIEWに含まれている変数クラスのクラス識別子をまとめたものです。

クラス名 クラス識別子
変数オブジェクト VariableObject
変数 変数
PSP変数 PSP変数
I/O変数 IO変数
変数 変数
変数コンテナ VariableContainer
PSP変数コンテナ PSPVariableContainer
I/O変数コンテナ IOVariableContainer
変数エンジン VariableEngine
PSP変数エンジン PSPVariableEngine
I/O変数エンジン IOVariableEngine

また、変数オブジェクトから継承されたいずれかのクラスのクラス識別子プロパティを使用して、クラスIDをプログラム的に取得できます。たとえば、次の図では、クラスIDプロパティがPSP変数コンテナのクラス識別子を派生を検出メソッドへ渡します。この後、派生を検出メソッドが、ローカルホストのPSP変数コンテナへリファレンスの配列を返します。