LabVIEWは、.NETの静的プロパティおよびメソッドをサポートしています。.NETオブジェクトレファレンスをプロパティノードまたはインボークノードに配線しなくても静的プロパティやメソッドをクラスで実行することができます。

メモ LabVIEWで.NET Frameworkオブジェクトを作成して通信するには、LabVIEWと一緒にインストールされる.NET CLR 4.0が必要です。.NET 2.0ミックスモードアセンブリをロードする場合は、.NET 2.0構成ファイルを使用する必要があります。LabVIEWにおける.NETに関する制限事項の詳細については、LabVIEWで.NETを使用する際の要件を参照してください。.NETオブジェクトは、LabVIEWプロジェクトのみで使用することを強く推奨します。

以下の手順に従って、.NETオブジェクトで静的プロパティとメソッドを使用します。

  1. ブロックダイアグラムに以下のノードのうちの1つを追加します。
  2. ノードを右クリックし、ショートカットメニューからクラスを選択→.NET Core»参照またはクラスを選択→.NET Framework→参照を選択して、アセンブリからオブジェクトを選択ダイアログボックスを表示します。
  3. アセンブリプルダウンメニューからクラスを選択します。
  4. オブジェクトリストボックスからオブジェクトを選択します。
  5. OKボタンをクリックします。
  6. プロパティノードまたはインボークノードを選択し、ショートカットメニューから静的プロパティまたはメソッドを選択します。静的プロパティおよびメソッドには、プロパティまたはメソッド名の最初に[S]が付きます。
メモ より多くのプロパティを含むプロパティノードのサイズを変更するときに、それらのプロパティに静的プロパティでないものがある場合は、コンストラクタノードを使用して.NETオブジェクトを作成し、.NETサーバリファレンスをプロパティノードに配線する必要があります。